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今回は日産【セレナ】に適したエンジンオイルとその交換時期についてご紹介します。
車のメンテナンスと言えば洗車やタイヤ交換などもありますが、特にエンジンオイルの交換は重要な作業の一つです。
エンジンオイルの交換は、エンジンの性能を維持するだけでなく、燃費にも大きな影響をさらに、車種に合ったオイルを定期的に交換しないと、大きな故障の原因にもなりかねません。
そのため、新型セレナに最適なエンジンオイルについて知っておくことは大切です。
今回は、新型セレナにおすすめのエンジンオイルの種類や交換のサイクル、交換にかかる費用について詳しく解説していきます。
日産【セレナ】に合うエンジンオイルはこれだ!
日産セレナは、2010年代前半に日本国内で最も多く販売されたクルマのひとつで、かなりの良いサイズ感やパッケージングが高く評価されていました。 特に、トヨタのノア/ヴォクシーやホンダのステップワゴンと並んで、ミニバン市場では競争の激しいモデルの一つとして知られています。
2022年12月には、新型ノア/ヴォクシーや新型ステップワゴンに続く形で、6代目としてフルモデルチェンジが実施されました。新型では、先代に続いてe-POWERシステムが搭載されたほか、世界初の自動運転システムが導入されており、大きな注目を集めています。
この新型セレナには、先代モデルと同じく従来型のガソリンモデルとハイブリッド車となるe-POWERモデルの2つの動力方式が設定されており、期待されたフル電動化モデルの導入は見送られる形となりましたが、エンジンを積んだ車と言えばオイル交換を連想する方も多いのではないでしょうか。
特に自動車のエンジンオイルは、交換を怠ると本来の性能を発揮できないだけではなく、蓄積された汚れの影響でエンジンに負荷が掛かり必要以上のパワーを使って動作させることから、燃費の大きな低下にも繋がってしまいます。
さらに、汚れが付着したままのエンジンをそのまま使用し続けると、エンジンの内部に汚れが焼き付いてしまい、最悪の場合には故障やエンジン自体の載せ替え、大きな事故に繋がる恐れもあるため定期的な交換は自動車に乗る上で不可欠です。
ただし、エンジンオイルは車種やエンジンの仕様に合わせたものを選ぶ必要があり、価格が安いからどれでも良いわけではありません。日常的なメンテナンスの確保として、新型セレナに適したオイルについても把握しておけば良いでしょう。
このe-POWERと言うハイブリッドシステムは、ガソリンモデルの様にエンジンで作った力を直接車輪へと伝えるのではなく、エンジンで作った電力をバッテリーに充電し、バッテリーからモーターへ給電を行い、走行する点が特徴です。
そのため、排気量は直接的に動力性能へと繋がる訳ではなく、あくまで発電効率を考慮した物が搭載されるシステムとなりますが、発電するため高回転で動作を行う事から、ガソリン車と同様に定期的なオイル交換は不可欠となります。
では実際に、この両エンジンにはどのようなオイルが最適なのか気になるところですが、新型セレナの新車に充填されているオイルを調べてみると
動力方式/オイルの種類 | 種類 |
ガソリンモデル | API: SP、SAE: 0W-16または0W-20 |
e-POWERモデル | 今後順次追加予定 |
となっており、ガソリンモデルについては昨今主流となっているエコカー向けの0W-16と言う粘度の低い(柔らかい)オイルが純正品として充填されており、これ以外では0W-20とこちらもエコカー向けのオイルが奨められているため、通常はこのどちらかを選択すれば問題ありません。
また、APIと言う表記はアメリカの石油協会などが定めたオイル品質に関するグレードを意味しますが、現在の最新規格はSPとなっており、Sの後に付くローマ字がZに近いほど最新の規格である事を意味します。
最新となるSPグレードは2020年頃から登場した規格となり、従来型のSNなどと比較して耐摩耗性や省燃費性などが向上した規格となっている事から、こちらも交換を行う場合はSP以上のグレードを選ぶようにして下さい。
一方、e-POWERモデルは現在販売開始前と言う事もあり、オイルに関する詳しい記載はメーカーの取扱説明書でも記載が無いため、現在のところ充填されるオイルは残念ながら不明となる事から、こちらは今後分かり次第情報を追加していく予定です。
さらに、エンジンオイルにはベースオイルのグレードとして
- 鉱物油
- 化学合成油
- 部分合成油
の3種に分けられており、これらの主な特徴としては
種類/特徴 | 価格 | 耐久性 | 機能面 |
鉱物油 | ◎ | △ | △ |
化学合成油 | △ | ◎ | ◎ |
部分合成油 | 〇 | 〇 | 〇 |
となる点が特徴です。
では新型セレナの場合、どのベースオイルが最適なのか迷うところですが、エンジンの保護性能や洗浄成分、耐久性等を考慮すると車を使用する環境によるものの、やはり部分合成油や化学合成油と言った高品質なベースオイルへの交換が望ましいと言えるでしょう。
このように新型セレナに最適なエンジンオイルは、未発売のグレードがあるため不明な部分はありますが、メーカーから奨められている『API: SP、SAE: 0W-16または0W-20』と言ったエコカー向け物に加え、部分合成油や化学合成油が最適だと言えますので参考にして下さい。
日産【セレナ】エンジンオイルの最適な交換サイクルとは?
セレナに適したエンジンオイルは、低粘度でエコカー向けのオイルに加え、保護性能や耐久性に優れた部分の合成油や化学合成油が合っているとされています。
確かに、セレナを含む多くの車では、メーカーが車種やエンジンに合わせた交換サイクルを推奨しています。 この推奨サイクルは、ほぼこの期間内に交換すれば故障やトラブルを防ぐ基準として設定されています。
ただ、エンジンの出力や燃費を新車時のように保つには、メーカーの推奨サイクルよりも早めの交換が必要なこともあります。新型セレナの最適な交換サイクルを知っておくことで、より良いメンテナンスが可能になります。
では、新型セレナの場合はどれくらいの頻度またはサイクルで交換を行うのが良いのでしょうか。
まずは、メーカーが奨める新型セレナのオイル交換時期を調べてみると
- 通常コンディション:1年または走行距離15,000km
- シビアコンディション:6ヶ月または走行距離7,500km
のどちらか早い方が奨められています。
この中でもシビアコンディションとは、あまり聞き慣れない言葉ですが具体的な条件としては
- 未舗装路など悪路での走行
- 山道や勾配のきつい坂道の走行
- 1度の走行距離が8km未満となる短距離走行
などがあり、走行距離に対し3割程度が上記の条件に当てはまる場合は、一般的にシビアコンディションでの交換が奨められています。
なぜシビアコンディションの場合は、交換の頻度が早まるのか疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、上記のコンディションは
- 悪路や山道の走行は、エンジン負荷が掛かりやすく高温状態がつづくため、オイルの劣化が早く汚れやすい
- オイルは熱に弱いため、保護性能が低下してしまう
- 短距離走行は、オイルに含まれる微量の水分が蒸発せず酸化が進み劣化しやすくなる
などの悪影響により、通常コンディションよりも早い交換サイクルとなる訳です。
ただ、先に触れた通りメーカーが奨める交換サイクルは、故障や不具合を防ぐ最低限の目安となり、購入から長時間が経過した場合でも新車時に近いエンジンの性能を維持していくためには、さらに早いサイクルでの交換が理想的です。
どうして早めの交換が理想となるのか、イメージしやすい様にまとめると
- オイルは一度に全てを抜ききることができず、新しいオイルを入れても残った汚れで直ぐに汚れてしまうため
- エンジン内に汚れが蓄積されると、内部や他の部品に焼き付いてしまうため
- 見た目では汚れていない場合でも、酸化などによって劣化しているケースがあるため
が例として挙げられ、要約するならば汚れる前に交換を行うと、エンジンを労ることができると覚えておけばイメージしやすいかも知れません。
では実際に、新型セレナの場合はどれくらいが最適な交換サイクルなのかと言う問題ですが、これは様々な考え方があるものの従来型のガソリンモデルの場合は
セレナの最適なオイル交換サイクル | |
前回の交換からの期間 | 6ヶ月前後 |
走行距離 | 4,000~5,000km前後 |
のどちらか早い方で交換を行うと、長期間に渡って新車時に近いエンジンのパワーや燃費性能を維持できることから、上記のサイクルが新型セレナでは望ましいと言えます。
セレナには従来型のガソリンモデルに加えて、発電用エンジンを搭載したハイブリッドモデル「e-POWER」も用意されています。e-POWERではエンジン自体は走行に直接関与しないもの、発電時には高回転で動作するため、オイル交換サイクルは基本的にガソリンモデルと同じ頻度で行うことが推奨されます。
ただし、最適なサイクルで交換を続けていても、走行条件や保管環境によっては交換や交換のタイミングが早いこともあります。そのため、月に一度程度、オイル量や状態を定期的に点検することをお勧めします。
このように、新型セレナのエンジンオイルはメーカー推奨よりも早めの交換を続けることで、新車時の性能を長く保つことが可能です。オイル交換の際の参考にしてみてください。
日産【セレナ】オイル交換にかかる大体の予算は?
セレナのオイル交換は、メーカーが奨めるサイクルよりも早い期間での交換が新車時の性能を維持する上で理想的だと言う事が分かりましたが、実際に交換を行う際はどれくらいの予算が必要となるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
特にセレナの場合は、ターボを搭載した車種と比べると交換の頻度は少なくなりますが、前述した通り新車時の性能を長期間維持する為には定期的なオイル交換が必須となるため、どれくらいの費用がランニングコストとして掛かるのか概要を把握しておきたいところです。
では実際にセレナ場合、エンジンオイルを交換するには1度にどれくらいの予算を用意すると良いのでしょうか。
今回は、セレナを販売する日産ディーラーで、ガソリンモデルを純正オイルに交換する一例を紹介していきます。
まず、純正オイルの価格としては交換を行う店舗や選択する粘度などによってもバラツキがあるものの、前の項目で触れたエコカー向けとなる0W-16や0W-20と言った種類は1Lあたり、約1,000~1,300円前後が平均的な相場となります。
これに加え、多くの販売店では交換に掛かる作業として1作業あたり1,000~3,000円程度の工賃が別途で発生し、この中にはオイル漏れを防ぐ新たなゴムパッキンなどのパーツ代も含まれる事が殆どです。
さらに、エンジンにはオイルの汚れを濾過するためのエレメント(またはフィルター)が装着されており、汚れの具合によってそのまま再使用する場合と新品に交換するケースに分かられますが、こちらのエレメントは概ね2,000~3,000円程度が相場となります。
次に、セレナのガソリンモデルのエンジンで必要なオイル量は以下の通り
セレナ:ガソリンモデルのオイル交換量 | |
オイルのみ交換時 | 3.6リットル |
オイルとエレメントを同時交換時 | 3.8リットル |
となっており、エレメントを同時に交換した際は最初に染みこむ分として0.2リットル程度オイルが多く必要となる点が特徴です。
これらの事から、新型セレナのガソリンモデルをディーラーで純正品に交換した際の大まかな目安となる費用としては
セレナ:ガソリンモデルのオイル交換費用※ | ||
交換方法 | オイル交換量 | 目安の合計金額 |
オイルのみ交換 | 3.6L×1,000~1,300円 | 約4,600~7,700円前後 |
エレメント交換あり | 3.8L×1,000~1,300円 | 約4,800~8,000円前後 |
※工賃は1,000~3,000円で換算
となり、高い場合でも概ね10,000円程度が新型セレナのガソリンモデルにおける平均的な予算の目安となりますので、覚えておくと良いでしょう。
また、今回は販売開始前となる事から新型セレナのe-POWERモデルについては、オイル交換量など詳細な情報がないため、費用の目安となる金額は今後分かり次第追加していく予定です。
加えて、セレナの販売を取り扱う多くのディーラーでは、メンテナンスパックやオイルのボトルキープ会員などのサービスを実施している店舗も存在します。
このボトルキープサービスとは、予め10~20リットル程度のオイルをまとめて購入し、定期点検などを行う際に予め購入したオイルを必要量に応じて交換可能となるため、都度の交換を行うよりも1Lあたりのオイル単価が安くなるなどの特典を受ける事ができるサービスです。
さらに、エレメントなどの部品代は実費となるものの、施工を行う販売店によっては工賃が安くなる、または別途で不要となるケースもありますので、定期的にディーラーで交換を行う予定の場合は、こうしたサービスへ加入を検討することもおすすめとなります。
ちなみに、カー用品店などでは高性能な社外品オイルを中心に取り扱いが行われており、価格は純正品の1.5~2.0倍程度が相場となりますが、昨今の純正オイルは価格が抑えられた物でもグレードが高い化学合成油を使用するメーカーが増えている傾向にあります。
そのため、純正品は価格が安く設定されているものの、社外品で含まれる添加成分などが省かれた高品質なオイルとなり、決して質が悪いという訳ではありませんので好みや予算に応じて選んで行くと良いでしょう。
このように新型セレナのガソリンモデルをディーラーで純正オイルに交換した際の費用は、交換を行う店舗の工賃に加えオイルの単価でバラツキが出てしまうものの、高い場合で概ね10,000円前後が1度のオイル交換に掛かる平均的な目安となりますので、交換を行う際の参考して下さい。
日産【セレナ】オイル交換をしなかったらどうなる?
今回は、セレナとオイル交換について解説をしてきましたが、セレナでは現在ガソリンモデルでエコカー向けとなる低粘度オイルが最適となっており、エンジン性能を活かすためにも最新規格且つ、化学合成油や部分合成油への交換がおすすめである事が分かりました。
気になる交換のサイクルについては、新車時のエンジンパワーや燃費性能を維持する観点から、ガソリンモデルとe-POWERで共にメーカーが奨めるコンディションよりも早い、6ヶ月前後または走行距離4,000~5,000km前後が理想的だと言えるでしょう。
また、1度の交換に掛かる予算の目安としては交換を行う施設によっても価格が異なるため一概に言える訳ではないものの、概ね5,000~10,000円程度が純正品に交換を行う相場の目安となり、ボトルキープやメンテナンスパックの加入により費用を抑えられる場合もありますので、参考にしてみて下さい。
アイキャッチ画像 引用:https://bit.ly/3XuJqt7
●新車を購入したいけど、毎月の維持費が高いし、オイル交換や車検でいくらかかるか不安だ。
●カーリースはいいけど、結局最後に返却するならイマイチ愛着わかないし、カスタムもできないな。
●いちいち走行距離を気にしながら使用するのは面倒だ。
●頭金や初期費用を用意するのに時間がかかってしまう。
こんな悩みはありませんか?
新車の購入にはまとまった資金が必要です。
車両本体価格の他に納車時には初期費用がかかったり、ローンを組む際には頭金があったほうが良い場合が多いです。
乗り出してからも、定期的に交換しなくてはいけない「エンジンオイル」や2年に一度の「車検」があります。
その他も車のメンテナンス費用は予想がつかないものです。
そういった費用の面での問題を解決する一つの方法として
【カーリース】という選択肢があります。
頭金0・初期費用なし毎月一定額のカーリース
エンジンオイルの交換や車検費用込みの金額で
「毎月一定額」で車を維持していくことができるのです。
いくらかかるかわかりにくい維持費を別で貯金しておくことはかなり難しいと言わざるを得ません。
いくら走行距離が少なくても必ず2年に1度は車検がやってきます。
軽自動車でも50000円前後が相場です。普通車は重量税の関係でもっと高額になります。
最初からそういったメンテナンス費用も込みで払っていれば慌てる必要もありません。
今の時代車は性能も良くなり、一台を昔より長く乗るユーザーが増えてきています。
長く乗っていれば、途中で手放すのはなんか寂しく、乗り慣れた車をもっと乗っていたいという気持ちになることもあるでしょう。
新車・中古車の購入とは違いカーリースはあくまでレンタルですから、最後には車を返却しないといけない。今まではそうでした。
しかし、こちらで紹介するカーリースは最後には必ず車はもらえるのです。
(返却を希望することも可能です)
しかも、カスタムも自由だし、走行距離の制限もありません。
自分の愛車を購入したのと同じように扱えるのです。
主要国産メーカーの車種は大概選べます。
まずはお試しで審査にお申し込み下さい。