【GR 86】価格と納期とお得な買い方

トヨタ 【GR86】の価格や納期は、どのようなものとなっているのでしょうか。

GR86は、先代モデルの大ヒットを受け2021年10月に待望のフルモデルチェンジが行われましたが、昨今ではモデルチェンジを行う事によって機能や安全性能が大きく進化する傾向にあるため、新型モデルの価格はどれくらいに設定されているのか、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

また、2020年以降に販売が開始された新型車の多くは、様々な要因が重なり通常時よりも納車までの時間が長くなる傾向にあるため、購入を検討している方の中にはGR86の納期が気になると言う方も少なくないはずです。

そこで今回は、新型モデルとなったGR86のグレード別価格や現在の納期、通常の現金やクレジット以外の新しい購入方法の紹介などを中心に、GR86の価格や納期とお得な購入方法について解説をしていきます。

【GR 86】グレード別価格

引用：https://bit.ly/3PP2LB5

トヨタ【GR86】は、先代モデルの好評を受け2021年10月に待望のフルモデルチェンジが行われ、内外装の刷新と最先端の安全装備を兼ね備えたスポーツカーとなった点も大きな話題となりました。

ただ、昨今の自動車は原材料の高騰や機能面の向上に伴い、モデルチェンジごとに価格が高くなる傾向にありますが、GR86の場合にはどの程度の値段に設定されているのか分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、まずはGR86の価格をグレード別に紹介していきます。

引用：https://bit.ly/3AOcSC9

現在、GR86には先代モデルと同じくレース等の改造を前提としたベースモデルの『RC』、標準モデルに該当する『SZ』、上級モデルに位置づけられる『RZ』と3種のカタロググレードが設定されていますが、詳しい価格を見ていくと

にそれぞれ設定され、概ね280万円弱～350万円弱の価格帯となっている点が特徴です。

引用：https://bit.ly/3PKQL3z

また、初代モデルの誕生から10周年を記念し、専用のボディカラーや装備品を追加した特別仕様車となる『RZ“10th Anniversary Limited』は、カタロググレードよりもやや高めの3,469,000円～3,632,000円に設定されており、期間限定仕様となるため気になる方は早めの手続きがおすすめです。

さらに昨今では、動画配信サービスなどに代表されるサブスクリプション型という方法で車を購入する事も可能となっており、現在GR86を販売するトヨタでは最も力を入れている分野の1つとなりますが、このサブスクリプション型のKINTOでGR86を購入した際の参考価格としては

※：上記はボーナス払い（165,000円）を設定した場合の金額

初期費用となる申込金が必要となるものの、途中解約金が発生しない解約金フリープランの場合は

※：基本契約は3年となり最長7年まで再契約可能、ボーナス払い不可

となり、予め期間を限定して購入する事により、現金やクレジットで購入を行うよりも大きく費用を抑える事が可能です。

引用：https://bit.ly/3CvfLZC

一方、昨今の新型車はモデルチェンジによって安全性能などの部分が大きく向上する為、旧型モデルと比べると価格が上昇する傾向にありますが、従来型の現金やクレジットなどで購入を行う場合、GR86は先代モデルの各同等グレード同士でどれだけの価格差があるのでしょうか。

両モデルの詳しい車両価格を比較してみると

となるため、GR86は先代モデルと比べ概ね60～70万円程度高く設定されている事が分かります。

これはアイサイトを中心とした安全機能の追加、軽量化のためボンネット部やルーフ部にアルミを採用するなど、コストが掛かる設計となる点も主な要因となっているため、GR86の車両価格における値上げは、やむを得ないと言えるかも知れません。

引用：https://bit.ly/3TaT1nT

ちなみに、新型モデルとなるGR86はGRヤリスやGRスープラと同じく世界の様々な国と地域で販売が行われるグローバルモデルですが、アメリカ市場におけるGR86の価格は、SZと同等グレードで約335万円～（1ドル=120円換算）に設定されています。

そのため、先代モデルと比較すると車両価格自体は高くなるものの、日本での販売価格は世界的に見ると、やや安めに設定されていると言えますので覚えておくと良いでしょう。

このように、GR86の車両価格は概ね280万円弱～350万円弱に設定されており、先代モデルと比べると60～70万円程度の値上げとなりますが、安全機能や走行性能の向上に目を向けると価格相応だと言えますので、購入を検討している際などの参考にして下さい。

では実際に、フルモデルチェンジが行われたGR86を購入した場合には、どの程度の時間で納車が行われるのでしょうか。

次の項目では、GR86における現在の詳しい納期や納車待ちの状況について説明をしていきます。

【GR 86】納期はどのくらい？

引用：https://bit.ly/3ciALs1

先述の通り、GR86の価格はエントリーモデルで約280万円、最上級モデルでは約350万円程度に設定され先代モデルと比べると概ね60～70万円程度の値上げとなる事が分かりましたが、モデルチェンジが行われた車種と聞くと、納期が気になる方も多いのではないでしょうか。

特に2020年以降に新型車として販売が開始された多くの車種では、収束の兆しが見えない感染症の拡大や自動車の製造に欠かす事のできない半導体の世界的な品薄などにより、通常時よりも納期が大きく遅れる傾向にありますので、乗り換えを検討している場合には予め納期の状況を把握しておきたいところです。

では実際に、2021年10月にフルモデルチェンジが行われたGR86の現在の納期は、どのような状況となっているのでしょうか。

引用：https://bit.ly/3KjndsC

これは、受注を行うタイミングや購入を行う地域によってもバラツキがあるため一概に当てはまる訳ではありませんが、フルモデルチェンジが行われてから半年以上が経過する2022年8月の段階では

• 最短で8ヶ月程度
• 長い場合で10～11ヶ月程度

の納車待ちが発生しており、早い場合でも2023年の5～6月が納期の平均的な目安の1つとなっています。

通常、自動車の納期は受注後1ヶ月～2ヶ月前後が一般的となりますので、GR86の場合は通常時よりも納車までの期間が非常に長い状態となっているのが現状です。

ただ、現在の納期・納車待ちの状況はGR86だけが特別に長くなっていると言う訳ではなく、一部の車種の例を挙げてみると2021年9月に販売が開始されたカローラクロスの場合は

• ガソリンモデル：6ヶ月前後
• ハイブリッドモデル：12ヶ月以上

2022年1月にフルモデルチェンジが行われたノア/ヴォクシーの場合は

• ガソリンモデル：6ヶ月以上
• ハイブリッドモデル：7～10ヶ月以上

の納期・納車待ち状況となっており、カローラクロスにおいては次回のマイナーチェンジなどの改良が予定されているため、6月以降ハイブリッドモデルの受注を一時的に停止する事態となっている事から、トヨタ車全体で大幅な納期遅れが発生している点は覚えておく必要があります。

また、GR86の納期が遅くなってしまう要因の1つとして、他車種よりも生産台数が少ないと言う点が挙げられます。

先に、納車待ちの例として挙げた2車種の場合、1ヶ月に生産を行う事のできる月販目標台数は

• カローラクロス/1ヶ月あたり：4,100台
• ノア/1ヶ月あたり：5,400台

に設定されているのに対し、GR86の場合は1ヶ月あたり概ね700台前後となるため、受注が急増または集中した場合は、他車種よりも早い段階で納期に遅れが生じてしまうと言う訳です。

引用：https://bit.ly/3QIhMWJ

逆に考えると、それだけ人気の高い車種とも言えますが、今後は感染症の収束具合や不安定な半導体の供給体制により、さらに納期に遅れが生じる可能性もある事から、車検などで乗り換えや購入を検討している際は、余裕を持ったスケジュールを組んでおくとよいでしょう。

このようにGR86における現在の納期は、受注の集中や感染症の拡大による部品の調達不足などの影響もあり、通常時よりも長い概ね8ヶ月～11ヶ月前後が平均的な1つの目安となっていますので、購入を検討している際などの参考にしてみて下さい。

【GR 86】KINTOを利用する新しい買い方

引用：https://bit.ly/3wty0eh

GR86を含む多くの車は、現金やクレジット等のローンで購入する事に加え、昨今では車を使用する期間の費用を分割で支払い、契約満了時に車両の売却を行い短期間で乗り換えを行う残価クレジットなど、一昔前と比べて購入方法の幅が広がっているのが現状です。

中でも昨今、GR86を販売するトヨタが最も力を入れている販売形態として挙げられるのが、動画配信サービスなどに代表されるサブスクリプションで車を購入・使用すると言う方法となります。

引用：https://bit.ly/3dR6cdk

これはトヨタ車の場合『KINTO』と呼ばれるサービスとなり、期間を決めて車を使用する部分は残価クレジットと同じですが、車両本体に加え任意保険やメンテナンス費用などを含んだ月額費用を支払うことで、現金やクレジット払いよりも費用を抑えて車を使用できる点が大きな特徴です。

いまいちイメージが湧かないと言う方もいらっしゃると思いますが、要約するならばKINTOは一般的なカーリースの契約に加え

• 任意保険料や法定点検費用が月額費用に含まれる
• タイヤやオイル、バッテリー交換などのメンテナンス費用が含まれる
• 契約プランによるが、カーリースの様に途中解約時の違約金が掛からない
• 初期費用がかからず、従来の購入方法よりも導入費を抑えることができる

など、車を使用する上で発生するランニングコストやメンテナンス費用が予め含まれた定額サービスと考えると想像しやすいかも知れません。

引用：https://bit.ly/3PMBuiD

また、KINTOを利用して得られるメリットは、ランニングコストやメンテナンス費用を抑えられると言った面だけではなく、前の項目でも触れた車両の納期と言う部分でも大きな恩恵を受けられる点も大きな魅力の1つです。

先に触れた通り、自動車のサブスクリプションとなるKINTOは現在トヨタが最も力を入れているサービスの1つですが、これに伴って一般受注では長期的な納車待ちが発生する車種でも、KINTOの場合は優先的に生産枠が割り振られ納車が行われる方式となっています。

実際に、一般受注とKINTOではどのくらい納期に違いが出るのか気になるところですが、前述したカローラクロスやノアを例として挙げてみると

と、大幅に納期の目安が短縮されていることが分かります。

では、GR86の場合どの程度の納期になるのか興味を持っている方も多いと思いますが、現時点でのKINTOを利用したGR86の納期は

となっており、先に例を挙げた車種と比べると短縮幅は小さいものの、一般受注と比べると納車までの期間は短くなるため少しでも早く乗りたい、または購入時の費用を抑えたいと言う場合はKINTOでの購入も1つの有効的な手段だと言えるでしょう。

KINTOにはデメリットもある

引用：https://bit.ly/3AVwiFj

先述した通り、GR86はサブスクリプション型となるKINTOを利用する事で従来型の現金やクレジット払いなどよりも購入費用を抑える事ができ、納期も早められるメリットがあることが分かりましたが、KINTOにはよい面がある一方で制約や制限といったデメリットも存在します。

例えばKINTOの場合は、残価クレジット方式と同じく1ヶ月に走行を行う事のできる距離が平均で1,500km以内と制限が設けられており、距離を超えたからと言って車が動かなくなる訳ではないものの、超過分に関しては1kmあたり11円を追加で支払わなければなりません。

引用：https://bit.ly/3RctUzg

また、KINTOでは契約満了の際に原状回復（契約時の状態）で車両を返却する必要があります。

そのため、KINTO以外の別途で選択した販売店オプションは装着こそ可能なものの、返却時には全て取り外さなければならず、取り外したオプション品を返金することはできません。

さらに、一般受注ではエアロパーツなどの外装品をオプション品として自由に装着する事が可能ですが、KINTOでは車両に穴を開けるなどの加工は返却時の減額査定対象となり、別途で追加料金が発生するため、GR86でエアロパーツを装着したい場合は、GRパーツモデルを予め選ぶ必要があります。

引用：https://bit.ly/3ckMPZC

その他のKINTOで発生するデメリットとしては

• 法定点検やメンテナンス費用は月額料金に含まれるが、駐車スペースの選定や料金の支払い、燃料費は全て自己負担となる
• 車内での喫煙および、ペットの同乗は不可
• 任意保険は個人ではなく、KINTOと保険会社間の契約となるため現在契約中の等級を引き継ぐことができず、等級を維持する場合は中断証明書の申請が必要
• 残価クレジット型とは異なり、契約満了時は必ず車両を返却する必要がある
• 初期費用フリープランは、途中解約時に解約金が発生する

などの制約や制限が設けられていますので、覚えておくと良いでしょう。

このようにGR86は、従来型の購入方法に加えサブスクリプション型となるKINTOを利用すると、導入費用やランニングコストを抑えることができ、納期も一般受注より短くなるメリットがありますが、その反面、幾つかの制約や制限も設けられていますので、ライフスタイルに合わせた支払い方法を選んでみて下さい。

【GR 86】価格や納期情報のまとめ

今回は、GR86のグレード別価格や最新の納期・納車待ち情報について解説してきましたが、フルモデルチェンジが行われた新型GR86は概ね280万円弱～350万円弱の価格帯となっており、安全機能などの向上もあり先代モデルと比べ60～70万円程度高い価格設定である事が分かったと思います。

気になる納期・納車待ちの期間に関しては、生産可能台数に対して注文が集中している点や感染症の影響による部品の調達不足、工場の稼働停止などもあり現在は8ヶ月～11ヶ月程度が納期の目安となりますので、覚えておくと良いでしょう。

また、トヨタではサブスクリプション型で自動車を購入・使用するKINTOと言う方法も選択肢の1つに挙げられ、一定の制限や制約があるものの、従来の現金やクレジットによる購入よりも費用を抑えることができ、納期も短縮されると言ったメリットもありますので、自分の生活スタイルに合わせた購入方法を見つけてみて下さい。

Y:アイキャッチ画像 引用：https://bit.ly/3ciALs1

【GR 86】ラゲッジスペース容量とおすすめカスタマイズ

【GR 86】エンジンオイル交換と新旧モデルの違いについて

【GR 86】ATとMTそれぞれの魅力とボディカラー