マツダ【CX-5】における車中泊の快適度や、機械式駐車場の攻略法はどのようになっているのでしょうか。
新型CX-5は、2026年に待望のフルモデルチェンジが行われましたが、昨今の新型車と言うと、デザインはキープコンセプトでありながら、車両の大きさは旧型モデルと比べると変更される事も珍しく無いため、使い勝手の面が変わってしまう事も少なくありません。
特にCX-5の場合は、ボディサイズを活かしたレジャーでの利用に加えて、大きすぎないボディサイズが高評価となってきただけに、昨今流行となっている車中泊の快適度や、駐車場の停めやすさなど、購入前に大まかな内寸と外寸の概要を把握しておきたい所です。
そこで今回は、新型モデルとなったCX-5における内寸から見た車中泊の快適具合や、外寸から読み解く機械式駐車場の攻略などの紹介を中心に、マツダ・新型CX-5のボディサイズについて解説をしていきます。
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マツダ【CX-5】室内寸法からみる車中泊の快適度

マツダ・CX-5 と言えば、日本の道路事情に適したボディである点や、多人数が余裕を持って乗車できるだけでなく、荷物の運搬など多用途で利用する事ができるサイズ感が高評価となるSUVです。
初代・2代目モデルの好評を受け、2026年5月には待望の3代目モデルが販売開始となり、受注台数は1ヶ月で10,000台以上を記録するなど、最新モデルでも人気の高さは健在していますが、フルモデルチェンジが行われた車種と聞くと、実際の大きさはどれくらい変わったのか興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
特にCX-5の様なSUVは、昨今流行である車中泊などアウトドア等の用途で利用を検討している方も多いと思いますので、室内の広さや車中泊を行う際の快適度合いが気になる方も少なくないはずです。
では、実際にフルモデルチェンジが行われたKM系と呼ばれる最新型CX-5の室内空間はどのようになっているのでしょうか。

まずは、室内サイズの指標となる詳しい内寸を見てみると
| 新型KM系CX-5の室内サイズ | ||
| 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
| 1,890mm | 1,592mm | ※1,267~1,299mm |
※パノラマルール装着車は1,267mm
に設計されています。
これを、KF系と呼ばれる先代型CX-5の内寸と比べてみると
| 先代型KF系CX-5の室内サイズ | ||
| 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
| 1,890mm | 1,540mm | 1,265mm |
となっていたため、室内長は新旧モデルで大きな差は無いものの、室内幅は約50mm(5cm)、室内高は約30mm(3cm)前後、新型モデルの方が広く設計されている事から、室内空間全体は新型KM系モデルの方がゆとりのある設計に改良されていると言えるでしょう。

参考までに、新型CX-5のライバル車種として挙げられるトヨタ・RAV4、スバル・フォレスター、日産・エクストレイルの室内サイズを挙げていくと
| CX-5とライバル関係にある車種の室内サイズ | |||
| 車種/寸法 | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
| RAV4 | 1,880mm | 1,525mm | 1,220mm |
| フォレスター | 1,950mm | 1,540mm | 1,270mm |
| エクストレイル | 1,980~1,990mm | 1,540mm | 1,215~1,255mm |
となっており、室内サイズは車両全体のデザインやサイズに加え、ダッシュボード周りの形状などによっても各車種で異なるため、一概に同じ目線で比べることはできないものの、室内幅と室内高に関してCX-5は、他のライバル車種よりも広く設計されている点が特徴です。

次に、KM系新型CX-5の荷室サイズを見てみると
| 新型KM系CX-5の荷室サイズ(後席利用時) | |||
| 荷室長 | 荷室幅 | 荷室高 | 荷室容量 |
| 994mm | 1,050mm | 記載なし | 446L |
に設計されており、先代KF系モデルと比べると荷室は奥行きが45mm、容量は約40L前後多くなっているため、荷室の大きさについても新型KM系モデルの方が広く設計されています。
では、気になる車中泊の快適度はどのようになっているのか気になるところですが、車中泊を行うために後席部分を倒し、荷室を拡張した際のサイズは荷室長が最大で約1,845mm確保される設計となっており、これは先代モデルよりも約100mm(10cm)程度長くなっている点は、新型モデルにおける大きなセールスポイントです。

また、前後のシート間で発生する隙間やシートバック面からリヤドアに掛けてできる緩やかな傾斜などを改善する必要はあるものの、荷室を拡張した際は、基本的に凹凸面がないフルフラットスペースを作り出す事が可能であるため、構造としても新型CX-5は車中泊に向いている車と言えます。
もちろん、後部座席部分は先代モデルと同じく4:2:4と分割してシートを倒し、荷室を拡張する事も可能となるため、車中泊を行う人数や日常利用の用途によって、シートアレンジで使い分けができる点も嬉しいポイントです。
さらに新型KM系CX-5は、設計の段階で車中泊の利用を想定している事もあり、純正アクセサリーとして
- ウインドーシェード
- ベッドクッション
- サンシェード
など、安全で快適に車中泊を行うために必須となるアイテムが予め用意されているほか、車中泊の快適度合いを左右する電源の確保も、全車でUSB電源等が標準装備されているため、新型CX-5は先代モデルに続き、快適な車中泊が行える車種だと言えるでしょう。

シートアレンジを含む基本的な機構や構造においては、先代モデルから大幅な変更はないため目新しさに欠ける部分もあるものの、反対に考えた場合には、それだけ内装の質感も含め、CX-5は完成度が高い車種であると言えるのかも知れません。
個人的には、先代モデルで好評だった室内空間の使い勝手がさらにアップデートされ、余裕のある空間が確保されたことにより、車中泊での利用がしやすくなった点は、CX-5最大の魅力になるのではないかと私は感じます。
ただし、新型CX-5でさらに快適な車中泊を行うためには先に触れた通り、前後のシート間で発生する隙間や荷室部分の傾斜を調整するなど、純正アクセサリーと標準装備機能にプラスをする形で、ひと手間の工夫が必要な場合もありますので、覚えておく必要があります。
この様に、フルモデルチェンジが行われた新型KM系CX-5の室内は、先代モデルよりも広く設計されており、特に室内空間の幅に関してはライバル車よりも広くなっている事に加え、純正アクセサリーも豊富である事から、快適度が高い車中泊を行えると言えますので、購入や乗り換えを検討している際などの参考にしてください。
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マツダ【CX-5】外寸からみる機械式駐車場攻略法

前述の通り、マツダ・新型CX-5の室内は先代モデルよりも広く設計され、構造面やアクセサリーの充実度と言う点からも、快適度の高い車中泊を行える事が分かったと思いますが、次はボディサイズと大きく関係のある駐車場の問題について解説をしていきます。
昨今の新型車と言うと、室内空間の快適性や走行安定性の向上などを目的として、モデルチェンジを行う度にボディサイズが大型化している傾向にありますが、ボディサイズが大きくなると困る点と言えば、運転のしづらさに加え駐車スペースの問題が必然的に発生します。
特に昨今では、集合住宅地や大型商業施設を中心として、省スペースでありながら多くの車両を収容できる機械式駐車場を導入しているケースも増えてきているため、乗り換えを検討している際などは、予め利用している駐車スペースに入る事ができるのか概要を把握しておかなければなりません。

ただ、中にはフルモデルチェンジが行われた新型KM系CX-5のボディサイズがどれくらいなのか分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、まずは新型CX-5の外寸を紹介していきます。
2026年5月にフルモデルチェンジが行われた、KM系と呼ばれる新型CX-5の外寸(ボディサイズ)は
| 新型KM系CX-5のボディサイズ ※()内は先代2025年モデルとの差 | ||
| 全長 | 全幅 | 全高 |
| 4,690mm(+115mm) | 1,860mm(+15mm) | 1,695mm(+5mm) |
に設計されており、先代モデルであるKF系CX-5と比べると全幅と全高は+20mm(2cm)以内の大きさですが、車両の長さを表す全長は100mm(10cm)以上、大型化されている点が特徴です。

前の項目で、CX-5のライバル車種として紹介したトヨタ・RAV4、スバル・フォレスター、日産・エクストレイルとはほぼ同じボディサイズとなりますが、こちらのライバルとなる車種の詳しい外寸としては
| CX-5とライバル関係にある車種の外寸 | |||
| 車種/寸法 | 全長 | 全幅 | 全高 |
| RAV4※ | 4,600mm | 1,855mm | 1,600mm |
| フォレスター | 4,655mm | 1,830mm | 1,730mm |
| エクストレイル | 4,690mm | 1,840mm | 1,720mm |
※標準モデル
に設計されており、ライバル車種と比べCX-5は全高部分こそ抑えられているものの、全高と全幅部分は同クラスのSUVで、最も大きいサイズである事が分かります。
では、CX-5とその他のライバル車におけるボディサイズが分かった所で、問題となるどのような駐車場なら駐める事ができるかを考えていきましょう。
どのような駐車場なら入る事ができる?

一般的に自動車の駐車場は、舗装・未舗装を問わず駐車を行うスペースの地面に直接枠が作られ、上下階の階層がない施設を平面駐車場と呼び、こちらは駐車に関して特別な制限を設けている施設は殆ど無いため、CX-5を含め多くの車種で駐車を行う事が可能です。
一方、地下を含め階層を積み重ねていく、或いは建物の上層階に駐車専用の階層を積み上げていくタイプの駐車場は立体駐車場と呼ばれ、こちらは主にドライバーが運転を行い駐車を行う自走式と、ゴンドラや収容台に車両を入れた後は、機械によって自動的に空きスペースへと車両が運ばれる機械式の2種類に分類されます。

この中でも、自走式の立体駐車場は安全面の観点から、車両重量と高さに関して制限を設けているケースが多く、一般的には
- 全長:5,000mm前後
- 全幅:2,000~2,500mm前後
- 全高:1,900~2,000mm以下
- 車両重量:2,000~2,500kg前後以下
を入庫可能な条件としており、新型KM系CX-5は全ての条件を満たしている事から自走式の立体駐車場には、殆どの施設で入る事が可能です。
では、機械式となる立体駐車場の場合はどうなのか気になるところですが、これは全てのケースに当てはまる訳ではないものの、結論としてはCX-5の場合、駐められる施設が少なくなると言うのが現状です。

一般的に、地上や地下を問わず車両をゴンドラまたは収容式のパレットに収めるタイプの機械式駐車場は、狭い施設内にできるだけ多くの車両を収容するため、多くの施設では車両の高さや全幅に対して制限が設けられており、具体的な入庫条件としては
- 全長:5,000mm前後
- 全幅:1,800~1,900mm前後
- 全高:1,550mm以下
- 車両重量:1,900~2,000kg前後以下
となり、特に2000年よりも前に建設された施設の多くは、5ナンバーセダン車のサイズを基準に設計が行われている事から、CX-5は主に車両全高や全幅部分で制限を超えてしまうケースが多いため、駐車可能な機械式駐車場は少なくなると言う訳です。

ただし、昨今では一部の施設においてトヨタ・ハイエースクラスの1ボックス車も駐車可能な、ハイルーフ車対応の機械式駐車場も機器の入れ替えやメンテナンスによって増えつつあり、ハイルーフの場合は全高の制限が1,800~2,000mmとなっているため、CX-5の場合はこちらの施設を利用する事で、機械式駐車場でも入れる事が可能です。
また、2000年以降に建設された比較的に新しい機械式駐車場については、SUVやミニバン車の普及によってハイルーフ仕様が標準化されている施設も増えており、数自体は少ないもののこちらを利用する事でも、CX-5を機械式駐車場に駐める事ができますので、覚えておくと良いでしょう。
集合住宅等の機械式駐車場は入れるの?

機械式駐車場と聞くと、多くは商業施設と併設されているケースが思い浮かぶとと思いますが、昨今では敷地面積を有効活用する目的から、マンションなどの集合住宅でも導入されるケースが増えつつあります。
では、こちらの場合はSUVやミニバン車を駐める事ができるのか、気になっている方もいらっしゃると思いますが、これは、集合住宅の規模や方針によって、導入を行う機械式駐車場の規格と種類が異なるため、事前の調査が必要となります。
ただ、全てのケースに当てはまる訳ではないものの、結論から先に言ってしまうと、集合住宅の場合は商業施設の例と同じく、駐められる数が少ない傾向にあると言うのが実状です。
一般的に、集合住宅で導入されやすい機械式駐車場は、車両の収容台が上下左右に移動する昇降横行式と呼ばれる方式が主流となりますが、こちらは全高が1,550mmの標準区画を中心として設計が行われており、全高1,800mm以上のハイルーフ区画は、標準区画よりも台数が少なく設計される事も珍しくありません。

また、昨今ではトヨタ・ヤリスクロスやホンダ・ヴェゼルと言った人気の高いコンパクトSUVでも、全高は1,550mmを大きく超えるため、必然的にハイルーフ区画を借りるための競争率が高くなっている点も、駐車を行える台数の少なさに繋がっていると言う訳です。
もちろん、全ての集合住宅に併設された機械式駐車場でハイルーフ仕様の競争率が高い、或いは対応台数が少ないと言う訳ではないものの、機械式駐車場は基本的にハイルーフ対応が少ない傾向にありますので、CX-5を含め乗り換えなどで機械式駐車場の利用が必要な場合は、事前に空きがあるか調べておくことをおすすめします。
この様に新型KM系CX-5は、フルモデルチェンジよってボディサイズが大きくなり、迫力が増した外観になった一方で、車両の全高は先代モデルよりも僅かに高くなり、一般的な機械式駐車場に入る場合は、ハイルーフ車対応の施設を利用する必要がありますので、乗り換えなどを検討している際の参考にしてください。
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マツダ【CX-5】車中泊や機械式駐車場のまとめ
今回は、フルモデルチェンジが行われたマツダ・新型CX-5と車中泊や機械式駐車場について解説をしてきましたが、新型CX-5は、モデルチェンジによって先代モデルよりも室内空間が広くなった事で、さらに車中泊を行う際の快適度が増した事が分かったと思います。
また、室内空間が広がっただけではなく、先代モデルから踏襲したシートアレンジによる荷室部分のフルフラット化に加え、新型モデルでは車中泊を行う際に必須となる電源の確保が容易である点、純正アクセサリーの設定により車中泊が行いやすくなった点は嬉しいポイントと言えるでしょう。
気になる駐車場の問題については、モデルチェンジによってボディサイズが大型化されたものの、一般的な平面駐車場や立体駐車場については、特段の問題は無いと言えます。
ただし、機械式駐車場については多くの施設で全高部分の高さが制限されていますが、CX-5 はこの基準よりも全高が高く設計されている為、駐車場を利用する際は、ハイルーフ車対応の施設を探す必要がありますので、覚えておくことをおすすめします。
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