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クルマの足元を支えるタイヤ。
タイヤのメンテナンスやカスタマイズをする中で候補に挙ってくるインチアップをする前に、まずはタイヤサイズの確認から始めるでしょう。
ここではタイヤサイズの確認方法やインチアップについて取り上げていきます。
タイヤサイズはこうやって見よう!
まずはタイヤサイズの見方について。
タイヤのサイズはタイヤの側面(サイドウォール)を見ることで確認出来ます。
タイヤの側面(サイドウォール)には、【ブリヂストン】【ミシュラン】といったメーカー名・【POTENZA】【BlueEarth】といったブランド名と共に、タイヤサイズが刻印されています。
「215/45R18 93W」や「235/45ZR17」といった表記です。
引用:https://www.goodyear.co.jp/knowledge/choice.html
「215/45R18 93W」の場合、順番に
タイヤ幅 / 偏平率 / ラジアル構造 / リム径 ロードインデックス(LI) 速度記号
となります。
タイヤ幅はタイヤの総幅から、タイヤの側面の模様・文字等を除いた幅の事で断面幅とも呼ばれです。
表記単位は mm となります。
偏平率とは、タイヤの幅に対する断面の高さの比率を表す数値です。
偏平率によって「65シリーズ」など同じ偏平率をシリーズ表記しているカタログが多いです。
リム径はタイヤの内径で一般的にホイールのサイズはこのリム径を示します。
表記単位はインチとなります。
ロードインデックス(LI)は規定の条件下においてタイヤに「負荷することが許される」最大の質量を表す指数で、たとえば「93」だと負荷能力650kgを示します。
最後の速度記号はロードインデックスにより示された質量を規定の条件下で負荷された状態で走行が許される最高速度を表したもので、「W」は270km/hとなります。
「235/45ZR17」という表記の場合、「ZR」が速度記号に相当する「速度カテゴリー」であり、「ZR」では「240km/h 超」を意味します。
他にもタイヤ幅をインチ単位で表記している場合もあります。
日本で流通している乗用車用タイヤでは「215/45R18 93W」「235/45ZR17」といった表記方法が主になっています。
引用:https://www.honda.co.jp/N-VAN/
【ホンダ N-VAN】といった商用バン・トラック用タイヤでは「145/80R12 80/78N LT」といったように少し異なる表記となります。
「80/78N LT」は「80/78」がLI、「N」が速度記号、「LT」がライトトラックを示します。
タイヤの外径計算方法とインチアップの法則
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/
インチアップをする際、元のタイヤの外径と近似値の外径の物を選ぶ必要があります。
外径が異なるとタイヤが1回転する間に進む距離が異なってくるのでスピードメーターと実際の速度との誤差が広がることになります。
誤差が広がる=スピードメーターが役に立たない=車検に通らない
という事になってしまいますのでインチアップの際にはタイヤの外径をチェックすることが重要となります。
タイヤハウス内に収まる・物理的に装着出来ればOK、というわけではありません。
引用:https://tire.bridgestone.co.jp/about/knowledge/size/index.html
タイヤの外径は 【 断面の高さ(タイヤ幅×偏平率)×2 + リム径 】 で計算することが出来ます。
たとえば「195/65R15」の場合
断面の高さ:「195」×「65」÷100 = 126.75 mm
リム径 :「15(インチ)」×「25.4ミリ」= 381 mm
タイヤ外径: 126.75×2 + 381 = 634.5 mm
となります。
このタイヤ外径に近い値のタイヤならばインチアップ可能ということです。
タイヤ外径の近い
16インチ:175/65R16、195/60R16、205/55R16、225/50/R16、255/45R16
17インチ:185/55R17、205/50R17、225/45R17、255/40R17
というタイヤへのインチアップが可能ということです。
対応するタイヤサイズを素早く調べる方法としてタイヤメーカーが公開している「タイヤサイズ対応表」やネット上での計算サービスを活用するのが良いでしょう。
ブリヂストン タイヤサイズ対応表
タイヤサイズ早見表 – タイヤサイズ.NET
乗用車の場合は上記の対応表で調べればよいですが、【N-VAN】のような商用バン・トラックでは「最大負荷能力」を維持する必要があります。
タイヤの外径のみならず、タイヤの強度も維持しておかなければ車検に通りませんのでインチアップのハードルは乗用車よりも高くなります。
引用:https://www.honda.co.jp/N-VAN/
【N-VAN】などの商用バン・トラックをカスタマイズする際にはホイールの変更程度で抑えておくのが良いでしょう。
他にも極端なインチアップをした場合、タイヤ幅が広がりすぎてクルマの幅からはみ出したりタイヤハウスなど車体に干渉してしまう事があります。
ハンドルを切った際に車体に干渉すれば事故の原因になってしまいます。
インチアップの際にはタイヤ販売店やディーラー・整備工場などで相談しながら進めていきましょう。
タイヤをインチアップすると乗り心地や走行性能はどうなる?
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/
タイヤをインチアップするとどのような影響がありでしょうか。
インチアップによりタイヤ断面の高さが小さくなる事(低偏平率化)で見た目がスポーティーになります。
それ以外にタイヤ幅が広がる事により操縦安定性・コーナリング性能が向上します。
接地面が増えるのでグリップが良くなり、エンジンからのパワーをより大きく路面に伝える事が出来るようになり、高速走行時の安定性と操縦安定性が向上します。
またコーナリング中の横方向の揺れが小さくなることでコーナリング性能が向上します。
これらが合わさることで運動性能が向上するのでスポーツ走行などに最適です。
スポーツカーで低偏平率のタイヤが装着されているのは運動性能の向上が主な狙いとなります。
引用:https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/passenger/lm5/
しかし、インチアップにはメリットばかりでは無くデメリットもあります。
運動性能が向上するのに対し快適性能が劣ってきます。
タイヤ断面の減少はクッション性の低下に繋がり、乗り心地が悪化します。
ちょっとした段差や粗い路面では振動や突き上げ感が増します。
接地面が増える事によりグリップが良くなる分「転がり抵抗」が増えるので燃費が悪化し、走行音が大きくなって車内へ伝わる騒音が大きくなります。
タイヤをインチアップするとタイヤの重量が増加し、リム径が大きくなる事でホイールの重量も増える事になり、軽量なアルミホイールを装着してもタイヤ重量をカバーするのは困難でサスペンションが支える重量「バネ下重量」が増大してしまいます。
バネ下重量が増える事と設置面が増える事が合わさってハンドリングも重くなってしまいます。
またタイヤの断面(サイドウォール)が薄くなるので段差などで強い衝撃を受けるとホイールが変形する可能性が増えるので路肩に寄せる際には縁石等に注意する必要があります。
そしてタイヤは走行距離・使用年数により交換が必要になります。
インチアップすると標準タイヤよりも高額になるケースが多く、タイヤメンテナンス費用が増額します。
格安ブランドに交換する事で費用を抑える事は出来ますが、その分グリップ性能・ウェット性能・燃費性能・乗り心地などがランクダウンする、といったケースが考えられます。
見た目重視で極端なインチアップをしているクルマを見かける事があると思いますが、これらのデメリットを享受出来ないと不満の多いカーライフとなってしまいます。
引用:https://toyota.jp/prius/
ハイブリッド車など低燃費性能が自慢のクルマを選んだのに極端なインチアップで燃費が落ちたら本末転倒になってしまいます。
カスタマイズには見た目が何より重要ですが、クルマに合ったサイズへのインチアップをしないと後悔することになります。
繰り返しになりますが、経験豊富なタイヤ販売店やディーラー・整備工場などで相談してインチアップのサイズ・タイヤブランド・ホイールを決めていくのをオススメします。
アイキャッチ画像引用URL:https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/find-your-tyres/tyre-catalogue
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●新車を購入したいけど、毎月の維持費が高いし、オイル交換や車検でいくらかかるか不安だ。
●カーリースはいいけど、結局最後に返却するならイマイチ愛着わかないし、カスタムもできないな。
●いちいち走行距離を気にしながら使用するのは面倒だ。
●頭金や初期費用を用意するのに時間がかかってしまう。
こんな悩みはありませんか?
新車の購入にはまとまった資金が必要です。
車両本体価格の他に納車時には初期費用がかかったり、ローンを組む際には頭金があったほうが良い場合が多いです。
乗り出してからも、定期的に交換しなくてはいけない「エンジンオイル」や2年に一度の「車検」があります。
その他も車のメンテナンス費用は予想がつかないものです。
そういった費用の面での問題を解決する一つの方法として
【カーリース】という選択肢があります。
頭金0・初期費用なし毎月一定額のカーリース
エンジンオイルの交換や車検費用込みの金額で
「毎月一定額」で車を維持していくことができるのです。
いくらかかるかわかりにくい維持費を別で貯金しておくことはかなり難しいと言わざるを得ません。
いくら走行距離が少なくても必ず2年に1度は車検がやってきます。
軽自動車でも50000円前後が相場です。普通車は重量税の関係でもっと高額になります。
最初からそういったメンテナンス費用も込みで払っていれば慌てる必要もありません。
今の時代車は性能も良くなり、一台を昔より長く乗るユーザーが増えてきています。
長く乗っていれば、途中で手放すのはなんか寂しく、乗り慣れた車をもっと乗っていたいという気持ちになることもあるでしょう。
新車・中古車の購入とは違いカーリースはあくまでレンタルですから、最後には車を返却しないといけない。今まではそうでした。
しかし、こちらで紹介するカーリースは最後には必ず車はもらえるのです。
(返却を希望することも可能です)
しかも、カスタムも自由だし、走行距離の制限もありません。
自分の愛車を購入したのと同じように扱えるのです。
主要国産メーカーの車種は大概選べます。
まずはお試しで審査にお申し込み下さい。