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「ドデカク使おう。」がキャッチフレーズの、日常からレジャーまで対応する軽スーパーハイトールワゴン【ダイハツ ウェイク】
商用車をベースに広さを追求した室内空間が自慢の【スズキ エブリイワゴン】
両側スライドドアを備えた広さが自慢のトールワゴン、と似通った性質を持つ両車ですが比較してみるとそれぞれ異なる面が見えてきます。
【ウェイク】と【エブリイワゴン】の維持費や燃費、乗り心地を比較していきます。
【ウェイク】VS【エブリイワゴン】維持費の違い
まずは【ウェイク】と【エブリイワゴン】の維持費を比較していきます。
維持費は主に、車検費用(点検・整備・税金)と燃料代となってきます。
車検費用のうち車両状態や整備点検業者によって異なる整備費用を省いた法定費用のうち
自賠責保険料(25ヶ月)は25,070円と両車に違いはありません。
次に税金。
新車購入後に必要となってくるのが軽自動車税と自動車重量税となります。
ウェイク(ターボ・2WD)2019年3月購入の場合
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
ウェイクはエコカー減税対象となりますので重量税25%減税となります。
このため、3年目までの重量税が減額され、4年目以降の重量税も2,500円/年となります。
エブリイワゴン(ターボ・2WD)2019年3月購入の場合
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/
エブリイワゴンはエコカー減税対象ではありませんので減税は無く、重量税については新車購入時からの年数が13年、18年を超える度に重量税が高くなりますので注意が必要です。
両車の税金を比較すると初回車検時までにエブリイワゴンが4,500円高くなり、4年目以降は800円/年、14年目以降は1,600円/年、19年目以降は1,900円/年の差額が発生します。
次に、燃料代。
1万km走行する場合を例に比較してみます。
カタログ燃費を元に、2018年2月末現在のレギュラーガソリン店頭現金小売調査価格144円/Lでの計算をしてみます。
ウェイク・エブリイワゴン共に車高が高くてスクエアな形状から空気抵抗が大きい事もあり不利となっていますが、カタログ燃費はウェイクの方が大幅に良い値となっています。
詳しくは次項で取り上げますが、トランスミッションの違いが最大の要因となります。
ウェイクでは燃料代は6万円前後という価格帯ですが、エブリイワゴンでは9~10万円弱と大きく燃料代がかかります。
あくまでカタログ燃費に元づく試算で、グレードと走行環境によって大きく異なってきますが、1年1万km走行と想定した場合、初回車検までの3年間となると8.5~11万円の差となってきます。
街乗り・チョイノリがメインで走行距離が短いと燃料費による差は少なめですが、走行距離が長い程、維持費の差が大きくなってきます。
1年1万km走行と想定した場合の初回車検時における維持費の差は9~11万円前後となってきます。
また重量税が上がる14年目以降では重量税の差が大きくなりますので長期間乗り続ける事を考えるとエブリイワゴンが不利となってきます。
【ウェイク】VS【エブリイワゴン】燃費はどのくらい?
次に【ウェイク】と【エブリイワゴン】の燃費を比較していきます。
ウェイク・エブリイワゴン共に車高が高くてスクエアな形状から空気抵抗が大きい事もあり不利となっています。
カタログ燃費はウェイクの方が大幅に良い値となっていますが実燃費ではカタログ燃費ほどの差は無く、エブリイワゴンが僅かに劣る程度です。
これはトランスミッションの違いが最大の要因です。
ウェイクはCVT、エブリイワゴンはトルコン式4ATとなっています。
引用:https://dport.daihatsu.co.jp/car/mira_e-s/factbook06.htm
CVTは運転状況に合わせて減速比を無段階に変速出来るため駆動ロスが少なく燃費が良いのが特徴のトランスミッションです。
対するトルコン式4ATはその名の通り4段変速で減速比が4段となり変速するとエンジン回転数が大幅に変化するなどCVTと比べて燃費は劣ります。
しかし、CVTは滑車と金属ベルトの摩擦力によって駆動力を伝えている性質上、高速走行では摩擦力が抵抗となってしまい高速走行では燃費が落ちてしまいます。
一定条件での燃費計測となるカタログ燃費(JC08モード)ではCVTの方が圧倒的に有利となり燃費に大きな差が生じます。
しかし高速走行など様々な走行状況での実燃費ではCVTの方が不利となり、ウェイクの実燃費がカタログ燃費の70%程度に対しエブリイワゴンが80%程度とカタログ燃費と実燃費の差は小さくなっています。
今後カタログに表記されていく『WLTCモード』での計測では両車の差はJC08モードよりも縮まるとは思われますが、それでもCVTの方が燃費に有利なのは変わりありません。
それでもエブリイワゴンにトルコン式ATが採用されているのには理由があります。
CVTはその構造上、耐久性ではトルコン式ATに劣ります。
エブリイワゴンの場合、元々商用車【エブリイ】をベースにしている事から耐久性が重視されてトルコン式ATが採用されています。
他の理由としてウェイクはFFですがエブリイワゴンはFRとなり、2019年現在スズキはFR用CVTを所持しておらず、他社を含めてもFR用CVTは珍しい存在です。
CVTはトルコン式ATと比較すると高コストであり、FR用に新規開発したとして車両価格に跳ね返ってしまいます。
たとえ新規開発したとしても採用されるのがエブリイ、キャリイ、ジムニーのみとなる上、どのクルマも耐久性を求められるクルマですのでCVTは向きません。
最近では【トヨタ プロボックス/サクシード】にCVTが採用されるようになりましたが実績面ではやはりトルコン式ATが耐久性で有利です。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/technology/ags/
スズキの場合、MTをベースにしたセミAT、『AGS(オートギアシフト)』をエブリイバン(NA)に採用して燃費向上対策をしていますが、現状ではエブリイワゴンのターボエンジン用にはラインナップされていません。
今後AGSが投入されて燃費向上する事を期待したいです。
【ウェイク】VS【エブリイワゴン】乗り心地はどっちがいい?
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
【ウェイク】と【エブリイワゴン】の乗り心地を比較していきます。
両車共に車高の高いハイトワゴンとなり重心が高いためにどうしても揺れが発生しやすく、揺れを抑えるために硬めの足回りセッティングとなる傾向です。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
ウェイクは車高が1,835mmと高めで横風の影響を受けやすく、安定性を高めるためにも硬めの足回りセッティングとしているため乗り心地は乗用車としては硬めではあります。
そのおかげで安定感のあるハンドリングとなっています。
しかし田舎道や交通量の多い道など荒れた路面となると振動を上手く抑え切れなくなりゴツゴツとした突き上げ感のある乗り心地となります。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
更に積載能力を優先した事もあって【タント】など他のトールワゴンと比べて後席座面の厚みが少なめとなっており後席は路面の段差など前席以上に感じやすく、突き上げ感が強くなっています。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/
エブリイワゴンは2015年の現行型において高張力鋼板の使用範囲を拡大するなど軽量化を図ったことで先代よりも約40kgの軽量化を果たし、装備の違いはありますが2WDモデルで970kgとウェイクの1,020kgよりも50kg軽量となっています。
車高が1,815mm(標準ルーフ)1,910mm(ハイルール)となる商用車ベースのクルマなので硬めの乗り心地となっており、ウェイクと比較しても縦揺れが気になる面がありますが軽量になった分、安定性が向上しており揺れ具合は不快に感じるほどではありません。
荷物を載せたりフル乗車時など積載量が多い場合ではエブリイワゴンの縦揺れが抑えられて乗り心地は安定してきます。
逆に荷物を載せていない状態では後席の振動・突き上げ感が気になってきます。
これは商用車ベースとあって積載状態を前提とした足回りセッティングとなっている事とFRのため駆動輪である後輪に重心が移るので走行が安定する事が理由と考えられます。
エブリイワゴンはFRであるため前席シート下にエンジンがあり、床下にプロペラシャフトが通るためウェイクと比較して床高が高くなり座席位置も高くなっています。
ウェイクが乗用車とあまり変わらない座面高であるのに対し、エブリイワゴンは座面が高く視点も高くなります。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/
室内高もウェイクが1,455mmに対しエブリイワゴン(標準ルーフ)が1,315mmと140mm低いので着座時の頭上スペース(ヘッドクリアランス)はウェイクが圧倒的に広くなっています。
エブリイワゴンハイルーフ仕様では室内高1,420mmとウェイクと変わらない頭上スペース(ヘッドクリアランス)となりますが、全高が1,910mmとウェイクよりも高くなってしまいます。
エブリイワゴンは座面が高い分、視界が高くて見渡しが良くなっています。
運転する時にはこの視界の高さが運転しやすさに繋がっています。
座面が高い事などウェイクと比較して重心は高めとなりますが走行安定性は高くなっており運転していても同乗していても不安感は少なめです。
引用:https://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/
後席シートスライド量ではウェイクが最大240mm、エブリイワゴンが180mmとウェイクの方が広い後席を確保出来ますが、FRであるエブリイワゴンの方が室内空間は広いのでフル乗車時の積載量はエブリイワゴンが多くの荷物を積むことが出来ます。
ウェイクとエブリイワゴンを比較した場合、どちらも広大な室内空間でレジャーなど様々な用途に使えるクルマと似通った性格を持っていますが
街乗りがメインで少人数での利用も想定…ウェイク
フル乗車や積載量・荷重量が多い、高速走行が多い…エブリイワゴン
とそれぞれ走行性能・乗り心地に違いがありますので用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。
両車を比較する上で試乗が重要となってきます。
試乗の際には高速道路までは難しいとしても60km/h程度の速い速度域を試せる試乗コースをディーラーにお願いした上で試乗して比較してみる方が良いでしょう。
またご家族など試乗に同行してもらいフル乗車時の走行性能・乗り心地を体感するのもオススメです。
アイキャッチ画像引用URL:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/ https://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/
【ウェイク】VS【ムーヴキャンバス】の比較どっちがいいの?維持費・燃費・乗り心地など
【ウェイク】VS【デイズルークス】の比較どっちがいいの?維持費・燃費・乗り心地など
●新車を購入したいけど、毎月の維持費が高いし、オイル交換や車検でいくらかかるか不安だ。
●カーリースはいいけど、結局最後に返却するならイマイチ愛着わかないし、カスタムもできないな。
●いちいち走行距離を気にしながら使用するのは面倒だ。
●頭金や初期費用を用意するのに時間がかかってしまう。
こんな悩みはありませんか?
新車の購入にはまとまった資金が必要です。
車両本体価格の他に納車時には初期費用がかかったり、ローンを組む際には頭金があったほうが良い場合が多いです。
乗り出してからも、定期的に交換しなくてはいけない「エンジンオイル」や2年に一度の「車検」があります。
その他も車のメンテナンス費用は予想がつかないものです。
そういった費用の面での問題を解決する一つの方法として
【カーリース】という選択肢があります。
頭金0・初期費用なし毎月一定額のカーリース
エンジンオイルの交換や車検費用込みの金額で
「毎月一定額」で車を維持していくことができるのです。
いくらかかるかわかりにくい維持費を別で貯金しておくことはかなり難しいと言わざるを得ません。
いくら走行距離が少なくても必ず2年に1度は車検がやってきます。
軽自動車でも50000円前後が相場です。普通車は重量税の関係でもっと高額になります。
最初からそういったメンテナンス費用も込みで払っていれば慌てる必要もありません。
今の時代車は性能も良くなり、一台を昔より長く乗るユーザーが増えてきています。
長く乗っていれば、途中で手放すのはなんか寂しく、乗り慣れた車をもっと乗っていたいという気持ちになることもあるでしょう。
新車・中古車の購入とは違いカーリースはあくまでレンタルですから、最後には車を返却しないといけない。今まではそうでした。
しかし、こちらで紹介するカーリースは最後には必ず車はもらえるのです。
(返却を希望することも可能です)
しかも、カスタムも自由だし、走行距離の制限もありません。
自分の愛車を購入したのと同じように扱えるのです。
主要国産メーカーの車種は大概選べます。
まずはお試しで審査にお申し込み下さい。