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【光岡 バディ】には何種類のボディカラーが設定されているのでしょうか。
バディ2020年11月に先行予約という形で販売が開始されましたが、予約の発表直後から斬新なデザインと豊富なボディカラーが大きな話題ともなったため、どの様なカラーバリエーションが設定されているのか概要を知りたいと言う方は多いはずです。
そこで今回は、バディに設定されているボディカラーのバリエーションや外装と内装の紹介などを中心に、バディとボディカラーについて解説をしていきます。
【光岡 バディ】とはこんな車
バディは、2020年11月に同社初となるSUVとして先行予約が行われた車ですが「光岡自動車」とはどの様なメーカーなのか、或いは「バディ」とはどんな車なのかよく分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、まずは光岡やバディについての説明をしていきます。
光岡自動車とは、1979年に富山県で板金塗装や中古車を販売するメーカーとして創業された会社となり、市販されている自動車の内外装をオリジナルデザインに改造し、国から正式に改造車の販売が許可された日本の自動車メーカーです。
改造車と言っても、変更を加える部分は主に内外装のデザインが中心となり走行に必要なエンジンや足まわりの構造は市販化されたオリジナルの車両を用いるため、基本的な走行性能や使い勝手はベースとなるオリジナル車両と変わりません。
最近では、日産・マーチをベースとしてデザインが変更されたビュート(美遊人)やトヨタ・カローラアクシオをベースとしているリューギ(流儀)などのモデルが販売と同時に大きな話題を呼び、光岡車の中では比較的に街中でも目にする機会が多い車となっています。
デザインの特徴としては、パイクカーと呼ばれるレトロでクラシック調となるコンセプトが多く、バディの場合には1973年~1991年にアメリカで製造されたシボレー・ブレイザーをモチーフとしたオールドクロスオーバー車をイメージしてデザインされている点が特徴です。
ここで気になるのは、先述した通り光岡の自動車は市販車をベースとして内外装を改造していると言う点ですが、バディの場合には日本車のどの自動車がベースとなっているのでしょうか。
こちらは、大幅なデザインの変更が行われているため外観を見るだけではどの車がオリジナルなのか殆ど分かりませんが、結論から先に言ってしまうとバディはトヨタから販売が行われているRAV4をベースとしてデザインの変更が行われた車となります。
まさかと思った方もいらっしゃると思いますが、バディは愛知県にあるトヨタ自動車高岡工場で製造された車両を富山県の光岡自動車の本社工場まで輸送し、到着後にRAV4の外装を取り外した後に、再塗装や変更されたデザインのパーツを取り付けバディとして販売が行われているのです。
変更される内外装のパーツは、全て手作業による組み替えとなるため年間を通しての生産台数が極めて少なく、納車までに長期間を要する点も光岡車の大きな特徴の1つと言えるでしょう。
ちなみに、バディにはRAV4と同じくガソリンエンジン車とハイブリッド車の2つのエンジン形式が設定されていますが、RAV4に設定されるPHV(プラグ・イン・ハイブリッド)車の設定は残念ながら現在の所ありませんので覚えておく必要があります。
では、RAV4をベースとしてデザイン変更が行われているバディには何種類のボディカラーが設定されているのでしょうか。
次の項目では、バディの豊富なカラーバリーションを紹介していきます。
【光岡 バディ】豊富なカラーバリエーション
バディは、トヨタから販売が行われている現行モデルのRAV4をベースとして内外装をオリジナルデザインに変更した車ですが、実際にどの様なボディカラーが設定されているのか興味を持っている方も多いと思いますので、ここではバディのカラーバリエーションを紹介していきます。
モノトーンカラー
現在のところ、バディには12種類のモノトーンカラーと6種類のツートーンカラーが設定され、それぞれの色と特徴を挙げていくとモノトーンカラーは
- グローブワンホワイトパール(モノトーン/標準カラー/+88,000円)
特徴: 光の加減できれいに輝くパール系の白色だが、やや色のトーンが抑えクリーム色に近い
- T800シルバーメタリック(モノトーン/標準カラー)
特徴:透明感の高い銀色だが、通常のシルバーよりもやや青味掛かっており落ち着いた雰囲気の色
- ベルベットレッドマイカ(モノトーン/標準カラー/+88,000円)
特徴: 通常のレッド系ボディカラーとは異なり、発色がやや抑えられ水の様に透き通る様な赤色となる点が特徴
- ダブルエックスブルーマイカ(モノトーン/標準カラー)
特徴:深みのあるダーク系の青色となり、リジッドジーンズと呼ばれる加工直後の一度も洗っていない新品ジーンズのような色合い
- MJブラックマイカ(モノトーン/標準カラー)
特徴:一般的なブラックカラーのように真っ黒では無く、光輝材が塗料に含まれているため光の加減できれいに輝く黒色
- ガンメタリック(モノトーン/標準カラー)
特徴:T800シルバーメタリックよりもさらに色のトーンが下げられ黒味が強くなっている灰色で、重厚感を感じさせる色
- グランジデニムブルーパール(モノトーン/オプションカラー)
特徴:カラー名の通り古着のジーンズの様な鮮やかな青色で、ダブルエックスブルーマイカとは対照的に透明感の強い水色
- 80’Sミント(モノトーン/オプションカラー)
特徴:キャデラックなど旧型のアメリカ車に採用されていたパステルカラーの緑色で、当時を彷彿とさせる銀色のバンパーと相性の良いオールドカラー
- デイ・オブ・グリーンマイカ(モノトーン/オプションカラー)
特徴:イギリスの高級車を中心としたボディカラーに採用されるケースが多く、透明感が強くやや色のトーンが抑えられた緑色
- スリラーレッド(モノトーン/オプションカラー)
特徴:ベルベットレッドマイカよりも色味が強く、透明感も少ない赤色であるため旧型アメリカ車の様なワイルドさが表現された色
- 95イエロー(モノトーン/オプションカラー/+60,500円)
特徴:どちらかと言うと緑が強くライムやレモンと言ったカラーに近いイメージの黄色
- ディープパープルメタリック(モノトーン/オプションカラー)
特徴:通常のパープル系カラーよりも色のトーンが抑えられているため、ぱっと見は黒やエボニー系のボディ色に見えるが光の当たり方によっては、透明感が高く落ち着いた雰囲気になっている紫色
の合計12色が設定されています。
このうち標準カラーとなる各ボディ色は、基本的に無料色となりますがグローブワンホワイトパールとベルベットレッドマイカは特殊な塗装工程が必要なため+88,800円、加えてオプションカラーとなる95イエローは+60,500円がそれぞれ必要です。
また、オプションカラーについては全てのボディ色で有料となっており価格は396,000円に設定されていますので、覚えておくと良いでしょう。
ツートーンカラー
バディにはモノトーンカラーに加え、ルーフ部やミラー部の色がホワイトに塗装されボディと配色が異なるツートーンカラーのカラーバリエーションも設定されていますが、こちらもそれぞれの色と特徴を挙げていくと
- ノースカロライナブルー×ホワイト(ツートーン/オプションカラー)
特徴:旧型アメリカ車を象徴するパステル系の水色で、銀色のメッキパーツとの相性が良い色
- ストリートホワイト×ホワイト(ツートーン/オプションカラー)
特徴:グローブワンホワイトパールよりもやや黄色が強い白色で、パール色の様にキラキラと輝くことはなく落ち着いた雰囲気の色
- トップガングレー×ホワイト(ツートーン/オプションカラー)
特徴: ボディカラーとしてはグレー系だが、やや緑が強く落ち着いた雰囲気であるためミリタリー系の色に近い灰色
- スターオレンジ×ホワイト(ツートーン/オプションカラー/+104,500円)
特徴:アメリカ原産のオレンジを彷彿とさせる色で、日産・キックスなどにも採用される透明感の高いハイトーンなビタミンカラー
- フューリーイエロー×ホワイト(ツートーン/オプションカラー/+104,500円)
特徴:スリラーレッドと同じく旧型アメリカ車を思い出させる色の濃い黄色で、ワイルド差が表現され銀色のパーツとも相性が良い色
- ビーチベージュ×ホワイト(ツートーン/オプションカラー)
特徴:砂浜のような淡いパステル系の薄茶色で、バディに設定されるツートーンカラーの中では比較的に落ち着いた雰囲気のボディカラー
の合計6色が設定されています。
また、ツートーンカラーは全ての色で有料となり価格は共通して396,000円に設定されていますが、スターオレンジとフューリーイエローはモノトーンカラーと同じく特別な塗装工程が必要となるため、上記の価格に加えて+104,500円が必要です。
価格だけを見ていくと、オプションカラーは約40万円~50万円程度の追加となるため非常に高価ですが、モノトーンとツートーンでは同じボディカラーが1つもなく個性的なカラーバリーションが設定されていると言う点が特徴となりますので、購入を検討している場合の参考にしてください。
【光岡 バディ】外観や内装をご紹介
バディには、モノトーン色とツートーン色で合計18色ものボディカラーが設定されている事が分かりました。
しかし先行予約が行われてから間もない事やショールーム自体が少ないこともあり、詳しい内外装のデザインがよく分からないと言う方も多いと思いますので、ここではバディの外観や内装について紹介をしていきます。
バディの外観
バディの外観は、冒頭でも説明した通りアメリカ車のタフでレトロなクロスオーバー車をモチーフとしており、1960年代~80年代までは当たり前の様に装着されていた銀色の金属製バンパーが取り付けられ、どこか懐かしさを感じさせるデザインが特徴です。
また、旧型シボレー・ブレイザーをモチーフとしている事から小型となる2段式ヘッドライトもデザインの大きな特徴の1つとなり、もう少しボディのサイズが大きければ同じくシボレーから販売が行われているシルバラードのフロントデザインにも似ていると言えます。
サイド部分のシルエットはベースとなるRAV4とほぼ同じと言えますが、リヤ部分は縦型の細長いテールランプとなっておりどちらかと言うと、ブレイザーと言うよりはキャデラック・エスカレードの様なシャープなデザインとなる点が特徴です。
加えてリヤ部分には、フロント部分と同じく金属製のバンパーが装着されていますのでレトロな雰囲気が表現されたデザインである点も外観の大きな特徴だと言えます。
メーカーオプションには、ヴィンテージデザインとなる16インチサイズのアルミホイールが設定されていますので、さらにレトロ感を向上させたい場合におすすめの外装オプションとなりますので好みに応じて選択すると良いでしょう。
バディの内装
バディの内装は、殆どの部分でベースとなるRAV4と同じ設計となっているため、使い勝手や操作性が大きく異なると言う事はなくレトロな外観に反して、室内は現代の車種と同じハイテクさの目立つデザインが採用されています。
昨今ではトヨタ車を中心に、ディスプレイオーディオと呼ばれる液晶画面が標準化されていますが、バディの場合もRAV4と同じくグレードによって8インチサイズ~9インチサイズのディスプレイが標準装着され、オプションによってディスプレイレス仕様を選択する事も可能です。
またバディの内装は、選択を行うボディカラー合わせてシートの中央部やドアトリム上部に同色の装飾が施されるオプションが用意されており、他の車種には無いオリジナルさが表現されている点も大きな特徴だと言えるでしょう。
このようにバディの外観はレトロなアメリカクロスオーバー車をモチーフに、内装は現代の車と同じくハイテクな機器を装着したオリジナリティの高いデザインとなっていますので参考にしてみて下さい。
【光岡 バディ】ボディカラーのまとめ
今回は、バディとボディカラーについて解説をしてきましたが、バディはトヨタ・RAV4をベースとしてオリジナルデザインの外装や内装に変更された車である事が分かったと思います。
特に外観は1970年~90年代を彷彿とさせるワイルドなクロスオーバー車デザインとなり、内装部分は現代車のハイテク感が盛り込まれるなど様々な時代のデザインが併せられているため、非常にオリジナリティが高く飽きの来ない不思議な魅力がある車だと言えます。
また、バディには現在モノトーン色とツートーン色を合わせ、全部で18色ものボディカラーが設定され全てのカラーにおいてバディのオリジナル色となりますので、購入を検討している場合には前述してきた色見本を参考にしてみると良いでしょう。
アイキャッチ画像 引用:https://bit.ly/3neLXp4
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