2022年1月13日、8年ぶりにフルモデルチェンジした【ヴォクシー】は兄弟車である【ノア】と合わせて発売から1週間で3万台を超える受注となるなど既に大ヒット車となっています。
これだけ人気が集まっていると気になってくるのが納期・納車待ちがどのくらいなのか、でしょう。
今回は【ヴォクシー】の納期・納車待ち情報を取り上げていきます。
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【ヴォクシー】販売目標に対する予約数

【ヴォクシー】は上記の通り好調な滑り出しで今後も販売台数を増やしていくことになるでしょう。
そんな【ヴォクシー】の販売基準台数(月販目標台数)は5,400台とされており、先代モデルの販売実績から現実的な目標に設定されている事がうかがえます。

ちなみに、【ノア】の販売基準台数(月販目標台数)は8,100台と【ヴォクシー】より高めに設定されており、【ヴォクシー】と【ノア】が全トヨタ店で併売される事からアグレッシブなフロントフェイスの【ヴォクシー】より従来デザインの延長にある【ノア】の方が選ばれやすい、という予想がされていた事がうかがえます。
しかし、販売開始直後とはいえ人気は【ヴォクシー】の方が高くなっておりトヨタの予想を超えて【ヴォクシー】の新たなデザインが幅広い層に受け入れられているようです。

先代と同じくクリアランスランプ+ターンランプとヘッドランプを上下に分離し、更にLEDヘッドランプはフロントグリル内に収まるデザインにする事で薄いアッパー部にLEDクリアランスランプとLEDターンランプが鋭い目付きだと感じさせる(薄いヘッドランプだと誤認させる)デザインを採用する事で精悍なイメージとなった事で「個性的なミニバン」を求める層のニーズを巧く捉えたのでしょう。
先代までの5ナンバーサイズ(一部グレードのみ3ナンバーサイズ)から全グレード3ナンバーサイズへと拡幅された【ヴォクシー】ですが、全長は先代【ヴォクシー】と同サイズに収まっており、使い勝手はほとんど変わらずに室内スペースが広がった事が好評のようで、3ナンバー化への批判は少ないのも販売が好調な要因でしょう。
以前は都心部の駐車場や住宅街の駐車場において「3ナンバーお断り」というところもありましたが、現在では滅多に見かける事は無くなりました。
トヨタ【カローラ】でさえ3ナンバー化しており、軽自動車・コンパクトハッチバックや【シエンタ】【ルーミー】といったコンパクトミニバンを除けば3ナンバーサイズが一般化しており3ナンバーサイズへの忌避感が少なくなっているのも【ヴォクシー】の3ナンバー化が受け入れられている要因でしょう。

ワイドサイズながらも取り回しは先代と変わりなく、見えにくい車両周辺をディスプレイオーディオ画面で確認出来る「視界サポート」や「アドバンスト パーク」(Xグレードを除きメーカーオプション設定)といった先進装備でカバー出来るので運転しにくく感じる事は先ず無いでしょう。
これだけ好調な受注状況だけに、納期・納車待ちがどのくらいなのかが気になるところです。
これについて、次項で取り上げます。
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【ヴォクシー】納期・納車待ち情報

販売が好調な新型【ヴォクシー】の納期・納車待ちがどのくらいなのか、一番気になる情報を取り上げていきます。
納期の目安
2026年8月時点の情報では、ヴォクシーの納期は3〜12ヶ月と幅がありますが、直近の実勢納期は6〜7ヶ月前後が一般的です。
ハイブリッドモデルは特に人気が高く、注文が集中しているため、契約から納車まで6〜6.5ヶ月程度かかるケースが多いです。ガソリン車は販売終了しており、在庫対応のみとなっています。
納期は販売店や地域、グレード、オプションの組み合わせによって変動します。
例えば、仙台トヨペットでは工場出荷目安が2027年1〜2月、千葉トヨペットではハイブリッド全グレードの納車予定が2027年3月以降と案内されています。
販売店ごとに割当枠が異なるため、同じ時期に注文しても1ヶ月以上の差が出ることもあります。
納期が長くなる要因
- 人気グレードやハイブリッドモデルへの注文集中
- メーカーオプション(先進安全装備やパノラミックビューモニターなど)の在庫状況
- 半導体不足や部品供給の不安定さ
- 販売店ごとの生産割当枠の差

納期を短縮する方法
- 複数のディーラーに問い合わせて、納期の早い販売店で契約する
- オプションや仕様を調整して、在庫や生産が安定している組み合わせを選ぶ
- SNSや口コミサイトで最新の納車報告を確認し、タイミングを見極める
現在のヴォクシーは、契約から納車まで半年前後+αが目安です。
納期は全国一律ではなく、販売店やグレード、オプションによって変動するため、購入を検討する際は希望する販売店に直接確認することが最も確実です。特にハイブリッドモデルは注文が集中しているため、早めの契約が推奨されます
駐車支援機能「アドバンスト パーク」や「緊急時操舵支援」+「ブラインドスポットモニター」+「アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)」といった新型【ヴォクシー】で採用された先進装備などのメーカーオプションは後から装備が難しいものがほとんどで、利便性を追求するなら発注時に装備しておいた方が良いでしょう。
しかし、その分納期が遅れる事になりますが、家族を乗せるので安全性・利便性を高めたい、長く愛車として愛用したい、普段の買い物などでも便利に使いたい、といった新型【ヴォクシー】に求めるものが多いでしょうから納期はある程度割り切る必要があるでしょう。
メーカーオプションを削ったり、グレードを下げてまで納期を縮めても、納車後の使い勝手が思っていたものと異なったり不満を抱えたままだとせっかくの新型【ヴォクシー】であっても愛着を持てない可能性が高くなります。
この辺りは販売店と相談しながら、用途に合わせたグレード・オプション類の選択をしていくのをオススメします。
納期が遅れたとしても、納期待ちの期間よりも実際に【ヴォクシー】を乗り続ける期間の方が長くなるわけで、車検に合わせた乗り換えで車検までに納車されないと困る、という方は販売店に相談して話を進めた方が良いでしょう。
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【ヴォクシー】なぜ納期が遅くなっているのか

では、【ヴォクシー】の納期がなぜここまで遅くなっているのでしょうか?
大きな理由としては部品不足による生産調整が上げられます。
では、なぜ部品不足に陥っているのか?
それはコロナ禍による世界的な半導体不足が主因となっています。

自動車産業に限らず、PCなど電化製品の構成部品でもある半導体が工場のコロナ禍による生産停止に陥ったり、材料や完成部品の輸送が滞っている事による半導体不足が2021年から続いており、トヨタでは2022年1月度・2月度と数日間の工場停止をせざるを得ない状況となりました。
これにより【ヴォクシー】に限らず、軒並み納期が遅延する事態となっています。
生産停止という事態はトヨタに限ったことではなく他メーカーでも起こっている事態です。

トヨタでは各職場・仕入れ先に対し、感染対策を徹底させるとともに、部品調達を幅広く部品・半導体メーカーへの協力の呼びかけて従来とは異なる地域での生産をするなど、部品の供給確保に努めているようです。
部品供給が改善されれば、生産能力が高いトヨタですので納期が縮まる可能性はあります。
しかし事前生産分もほぼ捌けている状況で受注が順調な状況とあって、納期が大幅に縮まるという事は無いでしょう。
今後のコロナ禍の情勢によっては納期が更に延びる可能性もありますので、早く【ヴォクシー】を手に入れたい、とお考えならば納期が遅くても早めに発注するのが確実でしょう。
【ヴォクシー】納期を早めることは出来ないの?
【ヴォクシー】の納期が遅れている原因がわかったところで、納期を早める方法は無いのでしょうか?

一つは、キャンセル待ちです。
既に受注されている【ヴォクシー】が何らかの理由で納車前にキャンセルされた場合、販売店には納車前のクルマが残っている状態となります。
販売店としてもいつまでもキャンセル車を在庫として持っているわけにもいかないのでキャンセル車でも良い、というお客様に勧めることになります。
キャンセル車を手に入れるには販売店側に【ヴォクシー】を購入する意志があることと、キャンセル車が出たら情報を教えて欲しいという要望を告げる事が重要となります。
現状、キャンセル待ちのお客様は多数居る状況ですので、販売店の営業担当との良好な関係を構築し、【ヴォクシー】への熱意をアピールしてキャンセル情報を素早く伝えてもらう努力が必要となります。
新車の発注をしつつ、納期の確認と営業担当への挨拶ついでにキャンセル情報が無いかを確認するために頻繁に販売店に来店するなど、顔繋ぎをしておくことも重要です。

そして、もう一つ納期を縮める方法として、人気グレードを選ぶ、という事が上げられます。
【ヴォクシー】の場合、【S-Z 2WD】が人気グレードとなっており、人気グレードだけに生産量も多く、他グレードよりも納期が短くなる傾向があります。
下位グレード【S-G】とは30万円の価格差がありますが、シンプルなグレード体系の新型【ヴォクシー】だけに【S-Z】の方が主要装備が充実しており、装備内装を比較していくとマルチインフォメーションモニターのサイズなど後々ディーラーオプションなどで変更や追加が出来ない装備もあります。
ビジネス用途やフル乗車の機会が少ない・【S-G】のみの設定となる8人乗り(2列目ベンチシート)でが欲しい、という方でない限りは【S-Z】を選んだ方が良い構成となっています。
【S-G】を選ぶメリットは実質8人乗り(2列目ベンチシート)仕様くらいでしょう。
あとは、ハイブリッド車(HEV)の納期が遅れている状況ですのでガソリン車でも良い、という方はガソリン車を選ぶと納期が縮まる可能性が出てきます。

ハイブリッド車の22.0km/L(2WD・WLTCモード)という燃費性能には敵わないものの、ガソリン車には新型2.0Lダイナミックフォースエンジン+Direct Shift-CVT(10速シーケンシャルシフトマチック)が採用されている事もあって、先代(13.2km/L(2WD・WLTCモード))を大きく上回る15.0km/L(2WD・WLTCモード)という、ガソリン車ミニバンとしてはトップクラスの優れた燃費性能となっています。
燃費性能ではハイブリッド車との差が縮まっておりガソリン車を選んでも大きな不満を感じる事は無いでしょう。
新型2.0Lダイナミックフォースエンジン+Direct Shift-CVTによる走りを楽しめるクルマとなっていますので、先代以上にガソリン車を選ぶメリットが大きいといえます。
高速走行が多い、街乗りメインで年間走行距離が短い、という方はガソリン車を選んで出費と納期を縮めてみても良いでしょう。
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【ヴォクシー】まとめ

【ヴォクシー】は新世代TNGAプラットフォームの採用と、ワイド化による走りの改善と室内スペースの向上、そして安全性能の向上などを果たしつつ、従来よりも鋭さを増した個性的なエクステリアデザインや2列目キャプテンシートの機能充実など、1クラス上の質感を手に入れた待望のフルモデルチェンジを果たした事で、これまで以上に高い支持を受けるミニバンとなっています。
一時は【ノア】に統合されて消滅するのでは、との憶測も流れて【ヴォクシー】ファンをヤキモキさせた時期もありましたが、【ノア】とは異なるフロントフェイスデザインとシンプルなグレード体系で「選びやすいミニバン」として特色を出しての継続となりました。
フルモデルチェンジ直後から多くの受注を集めているのも納得の仕上がりで、納車されるのを心待ちにしている方や、次のファミリーカーとして乗り換えを検討されている方が多く、それだけに生産調整に伴う納期の遅延は残念なニュースとなっています。
コロナ禍の影響が続く中でのフルモデルチェンジとあって、ある程度の遅延は予測されていたものの、半年近くの納車待ちは予想し得なかったかもしれません。

他の人気車種も軒並み納期が遅延しており、今後の受注増で更なる遅延も予測されますので、早く【ヴォクシー】を手に入れたい方は販売店を渡り歩いての値引き交渉よりも素早く発注をする事を優先した方が良いでしょう。
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