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トヨタ・ハイエースの車両サイズどのくらいに設計され、どのような駐車場なら入ることができるのでしょうか。
ハイエースと言えば、頑丈な造りと使い勝手の良さから日本国内では専門職を中心とした層から絶大な人気を誇りますが、昨今では5ナンバーサイズのミニバン車と同等の広さを備えることから、趣味としての車と言う点でも人気の高い車です。
また、ミニバン車並の室内空間と荷室容量を誇る事から、昨今ではファミリー層からの評価も高く様々な用途で使用できる点が特徴ですが、日常的に使用する際は運転のし易さや駐車場の確保等の問題もある事から、購入前にボディサイズや駐車に関する制限などの概要を把握しておきたいところです。
そこで今回は、ハイエースに設定されるエンジンの違いや具体的な車両サイズの紹介、昨今増えつつある立体駐車場における入庫の可否などを中心に、トヨタ・ハイエースの車両サイズや立体駐車場の入庫について解説をしていきます。
トヨタ【ハイエース】2024年新型はこんなクルマ
トヨタ・ハイエースと言えば、1967 年2月に初代モデルの販売が開始され、現在では5代目となるモデルの販売が行われている1ボックスワゴン車です。
200系と呼ばれる現行モデルは、2004年8月から継続して販売されており頑丈な造りや使い勝手の良さから、日本では専門職の方を中心とした層から絶大な人気を誇る車ですが、その評価は国内に留まることなく近年では、トヨタ・ランドクルーザーと並び海外での評価も非常に高い点が特徴です。
また、昨今ではミニバン車並の室内空間や荷室容量を誇る点から世帯人数の多いファミリー層からの人気も高く、使い勝手の良さから趣味用の1台として選択されるケースも多いため、幅広い用途で利用できる点もハイエースの魅力と言えます。
元々は、商用目的の1ボックスワゴン車として開発が行われている事から、乗用目的のミニバン車とは基本的なコンセプトが異なり、主なミニバン車との違いとしては
- 車両価格を抑えるため、ハイブリッドシステムは否搭載
- 商用車としてパワー不足に陥ることがない様、排気量の大きいエンジンが搭載される
- エンジンパワーと燃料コストを両立させた、ディーゼルとガソリンモデルが設定される
- バンモデルをベースとして、様々なボディサイズの派生モデルが設定されている
などが、一般的な乗用目的を重視するミニバン車との主な違いです。
この中でも、200系ハイエースの場合は全てのモデルで軽油を燃料としたディーゼルモデルと従来型となるガソリンモデルの2つの動力方式が設定されますが、具体的にはこの2つの動力方式でどのような違いがあるのか分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、ここでは200系ハイエースで設定される各動力方式の違いを説明していきます。
現行モデルとなる200系ハイエースには、現在1ボックスのバンタイプとして、スタンダードモデルに位置づけられる『DX』グレード、フラグシップモデルとなる『スーパーGL』の2種が基本グレードとなっており、バンタイプの場合は一部を除き、多くのグレードでディーゼルとガソリンモデルの両方を選択する事が可能です。
中でも、ディーゼルモデルの排気量は2.8Lとなり、燃料はランニングコストを抑えることが可能な軽油を使用するほか、エンジンの最大出力は151馬力ですが、車体を引っ張る力の指標となる最大トルク値は30.6kgf/mとなるため、荷物を多く積載した際でもパワー不足の心配をする必要はありません。
一方、ガソリンモデルの場合は2.7Lと2.0Lのエンジンが設定され、このうち2.7Lエンジンは
- スーパーGL:ワイドボディタイプ(2WD/4WD)
- DX:スーパーロング+ワイドボディタイプ(2WD/4WD)
のみに設定され、その他のグレードやボディタイプ、特にDXを中心とした2WDモデルのガソリン車は、全て2.0Lのエンジンを搭載する点が特徴です。
各ガソリンモデルのエンジン性能は
- ガソリン2.7Lモデル:最大161馬力、最大トルク24.8kgf/m
- ガソリン2.0Lモデル:最大136馬力、最大トルク18.6kgf/m
となるため、最大出力の数値ではディーゼルよりも2.7Lガソリンモデルの方が上ですが、、最大トルク値はディーゼルの方が高くなるため、総合的なエンジンのパワーはディーゼルモデルの方が勝ります。す。
これに関連して、ディーゼルモデルとガソリンモデルの燃費を比較してみると、ディーゼルは
ディーゼルエンジンの燃費 | ||
測定モード/駆動方式 | 2WD | 4WD |
WLTCモード | 11.7~12.5km/L | 11.0~11.7km/L |
市街地モード | 9.3~9.7km/L | 8.9~9.3km/L |
郊外モード | 11.9~12.7km/L | 11.1~11.8km/L |
高速道路モード | 13.0~14.2km/L | 12.2~13.0km/L |
ガソリンモデルは
ガソリンエンジンの燃費 | ||
測定モード/駆動方式 | 2WD | 4WD |
WLTCモード | 8.8~9.4km/L | 8.1km/L |
市街地モード | 6.5~7.0km/L | 6.2km/L |
郊外モード | 9.2~9.6km/L | 8.4km/L |
高速道路モード | 10.0~10.7km/L | 9.1km/L |
となっており、それぞれボディのタイプによってタイヤのサイズや車両重量にばらつきがあるため、燃費値にも差が出てしまいますが、各動力方式では概ね3.0km/L前後ディーゼルの方が低燃費になっています。
余談となりますが、ハイエースの場合は駆動方式が2WDと4WDに分けられますが、インテリア部分を含めた内装の質感や機能面は、駆動方式の違いではなく各グレードで異なる仕様となっているため、どちらの駆動方式を選択しても内容が大きく異なる事はありません。
これらの点から、走行性能やランニングコストとなる燃料の種類、燃費面を考慮すると200系ハイエースの場合は、総合的にディーゼルモデルの方が満足度の高い内容だと言えるでしょう。
ちなみに、2024年1月に行われた一部改良を伴うモデルチェンジでは、ボディカラーの追加やバンパー部分に未塗装のパーツを装着可能なパッケージオプションが加えられたほか、機能や装備面では
- バニティミラーとアクセサリーコンセントを標準装備
- 一部グレードにおける、ドアイージークローザーのオプション化
- 全モデルで、トヨタ・セーフティセンスの標準化
- バックカメラの標準化
- 一部ボディカラーの廃止
などの変更があり、外観デザインは基本的に2022年に行われた一部改良から大きな変更はありませんので覚えておくと良いかも知れません。
現行モデルとなる200系ハイエースは、冒頭でも触れた通り発売から20年が経過するモデルですが、車両の造りが丈夫である事はもちろんのこと、長期に渡って細かい部分の改良を行っている点も人気の高さに繋がっている要因だと私は感じます。
この様に、2024年に改良が行われた200系ハイエースは機能面が充実したほか、ガソリンモデルとディーゼルモデルでは走行性能や燃費面、設定されるグレードに加え選択が可能な駆動方式などの部分に違いがありますので、購入や乗り換えを検討している際の参考にしてみて下さい。
トヨタ【ハイエース】車両サイズ・外寸と車高について
前述した通り、トヨタ・200系ハイエースは搭載されるエンジンの種類によって走行高性能や燃費面などの部分に違いがあることが分かりました。
また、ハイエースは前の項目でも少し触れた通り、標準サイズのボディを基本として車幅の広いタイプや車高の高いタイプ、さらには車両が大幅に長いタイプなど様々な大きさの車種がラインナップされていますので、実際には、どれくらいのボディサイズとなるのかイマイチ分からないと言う方も多いのではないでしょうか。
確かに、ハイエースと言えば街中でもよく目にする機会の多い車種ですが、実はハイエースの中でも細分化を行うと、様々なサイズのタイプがありますので、ここでは200系ハイエースで現在ラインナップされているモデルの車両サイズを紹介していきます。
- ハイエース(バン):ロング+標準ボディ+標準ルーフ
まず最初に紹介する200系ハイエースは、全てのモデルで基本の大きさとなる標準ボディのバンタイプです。
この標準ボディとなるバンタイプは、街中の工事現場や各種商業施設の配送など中心とした目的で選ばれているスタイルとなり、乗車人数を確保しながらも広い荷室空間を兼ね備えている点が一番の特徴となります。
ボディの長さを示す名称として『ロング』と言う言葉が使用されますが、これは他のボディタイプと区別を付けるためのものであり、ハイエースの場合は全長が5,000mm以下のモデルでこちらの名称が付けられています。
具体的な車両サイズとしては
ハイエース(バン):標準ボディのサイズ | |||
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
4,695mm | 1,695mm | 1,980mm | 2,570mm |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 乗車定員 |
最大3,000mm | 1,520~1,545mm | 1,320~1,335mm | 最大2~9人 |
に設計されており、全長や全幅部分など大部分は5ナンバー車サイズの範囲内である事から、基本的にはミドルクラスのミニバン車と大きさは同じです。
ほぼ同じ大きさの車種としては、同じくトヨタから販売されていた先代モデルとなる80系ノアやヴォクシーの標準ボディタイプと全高部分を除いたサイズは同じですので、これらの車種を思い浮かべるとイメージしやすいかも知れません。
ただ、ハイエースの場合は荷室となる床部分の面積が1㎡以上と言う規定の範囲に入る設計となるため、ボディの外寸自体は5ナンバー車サイズですが、使用する用途や目的の分類上では貨物に分けられる事から、4ナンバー車での登録になります。
この中でも荷物の積載を重視したDXグレードでは、後部席以降が簡易的な折りたたみ式のシートとなりますが、上位モデルのスーパーGLグレードでは他のミニバン車のような厚みのあるシートが採用されるため、乗り心地は一般的な乗用車と大きな違いはありません。
昨今では、5ナンバー車規格のボディサイズでありながら広大な荷室空間を備える点に加え、運転のしやすさや使い勝手の良さから、お子さんのいらっしゃるファミリー世帯でもハイエースは人気が高いため自家用車として選択する場合、スーパーGLグレードが私のおすすめです。
- ハイエース(バン):ワイドボディ+ミドルルーフ
2つ目に紹介する200系ハイエースは、ボディの横幅が大きく標準ルーフよりもやや天井部が高く設計されたハイエース(バン)+ワイドボディ+ミドルルーフです。
現行モデルとなるハイエースの中では唯一、最上位モデルに位置するスーパーGLのみ設定されるタイプであり、分類上のボディ長は標準モデルと同じくロングとなりますが、ホイールベースを除く全ての外寸サイズは標準モデルよりも一回り以上大きく設計される点が特徴です。
詳しいボディサイズとしては
ハイエース(バン):ワイドボディ+ミドルルーフのサイズ | |||
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
4,840mm | 1,880mm | 2,105mm | 2,570mm |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 乗車定員 |
最大3,000mm | 1,705mm | 1,390mm | 最大2~5人 |
に設計されており、大まかなサイズ感としては2023年8月に販売が開始された40系と呼ばれるトヨタ・アルファードと同等の大きさですが、標準ボディのハイエースと同じく荷室の床面積が1㎡以上と言う規定に入る点から4ナンバー車と同じ普通貨物に分類されます。
しかし、4ナンバー車となる普通貨物自動車の中でも
- 全長:4,700mm
- 全幅:1,700mm
- 全高:2,000mm
- エンジン排気量:2,000cc
などの規定のうち、いずれかの項目から1つでも規定値を超えた場合は4ナンバーで登録ができない事から、ワイドボディ+ミドルルーフタイプのハイエースは、外寸など全ての部分で規定を超えるため、普通貨物自動車の中でも大型の部類に入る1ナンバー車での登録となる点が大きな特徴です。
ただし、大型の部類に入ると言っても車両の総重量は3,500kg以下である事から普通自動車の免許で運転することが可能となっており、ボディサイズ自体も40系のアルファードやヴェルファイアとほぼ同じ大きさである事から、運転の感覚自体はLサイズミニバン車と大きな変わりはありません。
- ハイエース(バン):ロング+標準ボディ+ハイルーフ
3つ目の200系ハイエースで設定されるボディタイプは、全長と全幅こそ標準ボディとなりますがルーフ部分の高さだけはハイルーフ仕様となっている、ロング+標準ボディ+ハイルーフです。
こちらのタイプは、主に車いすに座ったままの乗車が可能など福祉車両車のベースにも適したサイズ感に設計されており、車高を除いた部分は標準ボディタイプのハイエースと同じである事から、車両の取り回しも行いやすい点が1つの特徴となります。
具体的なボディサイズと内寸としては
ハイエース(バン):標準ボディ+ハイルーフのサイズ | |||
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
4,695mm | 1,695mm | 2,240mm | 2,570mm |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 乗車定員 |
最大3,000mm | 1,545mm | 1,590mm | 最大3~6人 |
に設計され、背の高い荷物の積載にも向いているサイズ感となります。
ただし、こちらはボディの全長や全幅部分は標準ボディを採用するハイエースと同じですが、車高の高さとエンジン排気量が規定の範囲を超えることから、4ナンバーではなく1ナンバー車として登録が行われますので覚えておく必要があります。
- ハイエース(バン):スーパーロング+ワイドボディ+ハイルーフ
最後に紹介する200系ハイエースは、現在販売が行われているバンタイプの中でも最も外寸が大きい、スーパーロング+ワイドボディ+ハイルーフモデルです。
こちらは、200系ハイエースの中でもボディの全長が5,000mmを超えるスーパーロングボディを採用している点に加え、車高も2,000mmを超える高さとなる点が特徴となっており、座席などの造りがやや簡素化されたDXグレード専用のモデルとなります。
気になる車両の外寸や、客室の具体的なサイズとしては
ハイエース(バン):スーパーロング+ワイドボディ+ハイルーフのサイズ | |||
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
5,380mm | 1,880mm | 2,285mm | 3,110mm |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 乗車定員 |
最大3,540mm | 1,730mm | 1,635mm | 最大2~6人 |
に設計されており、全幅部分はアルファードやヴェルファイアと言ったLサイズミニバン車とほぼ同じですが、ボディの長さを表す全長部分は5,300mm以上となっている為、全体的な大きさとしては惜しくも販売が終了したトヨタ・グランエースと同等のサイズ感です。
また、ナンバーの区分としてはロング+ワイドボディ+ミドルルーフタイプと同じく、荷室の床面積や搭載されるエンジンの排気量などから、1ナンバーでの登録となる点も他の標準ボディタイプのハイエースと比べた場合の違いとして挙げられます。
分かりやすいように、標準ボディを採用するハイエースを基準としてどれくらい、ボディの大きさが異なるのか比較してみると
標準ボディを中心としたサイズ比較 | |||
ボディタイプ/各サイズ | 全長差 | 全幅差 | 全高差 |
標準ボディ | 4,695mm | 1,695mm | 1,980mm |
標準ボディ+ハイルーフ | ±0mm | ±0mm | +260mm |
ワイドボディ+ミドルルーフ | +145mm | +185mm | +125mm |
ワイドボディ+ハイルーフ | +685mm | +185mm | +305mm |
が、標準ボディのハイエースとその他のボディタイプのサイズ差となりますので、頭に入れておくとよいでしょう。
この様に、現在販売が行われているハイエースは、ボディタイプの違いによって外寸や車高が大きく異なるラインナップとなっていますので、モデル同士の比較や購入を検討している際の参考にして下さい。
トヨタ【ハイエース】どんな機械式駐車場なら入るのか?
前述した通り、トヨタ・200系ハイエースには標準ボディをベースとして、車幅が大きいタイプや車高が高いタイプなど様々なサイズの車両がある事が分かりましたが、ハイエースの様な背の高い1ボックスワゴン車と言えば、どのような駐車場になら駐める事ができるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
特に昨今では、商業施設をはじめとして集合住宅でも従来型の平面駐車場だけではなく、階層を積み重ねた立体駐車場やゴンドラなどに車両を収容する機械式駐車場の導入が進んでいますので、ハイエースの場合はどのタイプの駐車場に入ることができるのか、前以て概要を把握しておきたいところです。
ではハイエースの場合、どのような駐車場なら入ることができるのでしょうか。
まずは、現在主流となっている駐車場のタイプを大まかに分けると
- 平面駐車場=上下に階層は無く、自分で駐車スペースまで向かうタイプ
- 立体駐車場=地上や地下に階層を設け、自分で駐車スペースまで向かうタイプ
- 機械式駐車場=パレットやゴンドラと言った設備に車両を乗せ、機械操作で駐車を行うタイプ
と、基本的には上記3パターンの駐車場が主なタイプに分けられます。
この中でも最も馴染みのある平面駐車場は、比較的に駐車スペースそのものが広く設計される傾向にあり、広さの目安としては
- 全長:5,000mm(5m)程度
- 全幅:2,000~2,500mm(2~2.5m)程度
- 全高:特に制限は無し
となる事が多く、現在販売が行われている200系ハイエースの場合は最も全長の長いスーパーロングボディタイプを除く各モデルで駐車を行う事が可能です。
ただし例外として、平面駐車場の中でも不正駐車を防止するためのロック板などが設置されたコインパーキング等の施設では、機械の破損を防ぐ目的から車両の重さに関して制限を設けているところもありますので、覚えておく必要があります。
自走式立体駐車場の場合
次に、立体駐車場に目を向けていくと、駐車スペースまで自ら車両を運転する自走式となる点は平面駐車場と同じですが、自走式の立体駐車場は上層や下層へと段を積み重ねていく施設である事から、屋上を除く殆どの駐車場内には天井が設置される特徴があります。
このため、多くの施設では入庫に対して車両サイズの制限を設けている事が殆どですが、平均的な自走式立体駐車場の入庫可能サイズとしては
- 全長:5,000mm(5m)程度
- 全幅:2,000~2,500mm(2~2.5m)程度
- 全高:2,000~2,200mm(2~2.2m)前後
に、制限しているケースが多い傾向にあります。
このため、標準ボディタイプのハイエースであれば多くの施設に入る事が可能な一方で、ハイルーフタイプのモデルはいずれも全高が2,200mmを超える大きさである事から、入庫はできないケースが殆どです。
また、ミドルルーフタイプの場合は全高が2,105mmである事から入庫条件が2.2mであれば入る事ができますが、これよりも条件が低く設計されている場合は、入庫が難しいと言えます。
もちろん、自走式立体駐車場の多くは天井部分までキッチリと2.1~2.2mに設計されている訳では無く、制限がある場合でもある程度のスペース的な余裕は持った造りですが、場内を移動する際はスロープなど傾斜のある通路を通らなければならず、場合によっては接触をしてしまう恐れもありますので、基準を超えた施設への入庫はおすすめできません。
さらに、自走式立体駐車場の場合には国土交通省が定める規定として、車両の総重量が2,000または2,500kg(2~2.5t)までの車両が駐車可能と言った、積載荷重に関する制限が設けられています。
この車両総重量とは
- 各種オイル類が規定上限値まで充填されている状態
- 燃料を規定上限まで入れている状態
- 最大乗車人数(席)に55(一人あたりの体重を55kgとして換算)を掛けた数値
- 荷室に最大積載量を乗せた状態
を指し、分かりやすくまとめるのであれば、満員乗車+燃料満タン+荷室に最大量の荷物載せた場合の重量を仮の重さとして表していると考えれば、イメージしやすいかも知れません。
では、200系ハイエースの場合車両の重量はどれくらいなのか気になるところですが、参考として比較的に車両の重量が軽い構造となる、2WDモデルの詳しい数値を見ていくと
200系ハイエースの車両重量(2WD) | ||
ボディタイプ/各重量 | 車両重量 | 車両総重量 |
標準ボディ | 1,630~1,930kg | 2,880~3,205kg |
標準ボディ+ハイルーフ | 1,680~1,890kg | 3,060~3,220kg |
ワイドボディ+ミドルルーフ | 1,890~2,040kg | 3,000~3,165kg |
ワイドボディ+ハイルーフ | 1,860~2,020kg | 3,025~3,145kg |
となり、ハイエースの各モデルは荷室空間が広く設計されている事により、概ね最大積載量である1,000kg前後が車両重量プラスされるため、車両総重量は全てのモデルで2,000または2,500kgを超える結果となっています。
これらの点から、自走式立体駐車場の場合はボディサイズの制限をクリアしているモデルでも、原則としては車両総重量の問題から、駐車は控えるべきだと言えるでしょう。
機械式駐車場の場合
最後は、パレットやゴンドラと言った格納設備に車両を乗せ、機械によって車両を収容する機械式の立体駐車場ですが、こちらは自走式の立体駐車場よりも入庫に関する制限が多く設けられており、特に建設された年が古い施設ほど入庫が可能となる車両の全高が低く制限される点が特徴です。
また、限られたスペースにできるだけ多くの車両を収容する目的や、施設そのものの構造が影響している関係もあり、車高に加え車幅となる全幅部分の制限も立体駐車場と比べ、小さく設計されますが、平均的な機械式駐車場の入庫条件としては
- 全長:5,000mm(5m)以下程度
- 全幅:1,800mm(1.8m)以下程度
- 全高:1,550mm(1.55m)以下
となるケースが多く、最も外寸が小さく設計される標準ボディタイプのハイエースでも、全高部分が規定の範囲外となってしまうため、残念ながら多くの機械式駐車場に入ることはできないのが現状です。
ただし、2000年代以降に建設された機械式駐車場の一部には、車高の高い車種でも駐車が可能なよう、全高が2,000mm前後まで入庫可能なハイルーフ対応の駐車場を設けている施設も増えつつありますので、こちらであれば標準ボディタイプのハイエースでも入る事が可能となります。
また、機械式駐車場では立体駐車場の様に自走を伴う駐車は原則として行わないため、多くの施設では総重量では無く、車両重量を入庫に対しての条件として設けている傾向にあります。
この車両重量とは、先に説明した車両総重量とは条件が異なり
- 各種オイル類が規定上限値まで充填されている状態
- 燃料を規定上限まで入れている状態
- 乗車人数の重さや荷物の積載量は除いた重さ
となり、乗員や荷物に関する最大量の重さを省いた重量となる点が特徴です。
では実際に、機械式駐車場の場合はどれくらいの車両重量に制限されるのか気になるところですが、これは施設の構造や規模、建設年や収容方式などによっても異なるため、一概にこの重量ならば問題無いとは言えないものの、平均としては概ね2,000~2,500kgが重量制限の目安となる重さになります。
先述した通り、ハイエースの中でも最も車高が低く設計される標準ボディタイプの2WDモデルは、全高が2,000mm以下である点に加え車両重量も、多くの施設で設けられている2,000~2,500kgの重量制限内に収まることから、決して数は多くないものの条件次第ではハイエースでも機械式駐車場に入ることができると言えるでしょう。
ただし、車検証に記載されている車両重量が規定の範囲であっても、荷室に多くの荷物を積載している場合には、実際の重量をオーバーしてしまっているケースもあり、予期せぬ事故を防ぐ観点からも機械式駐車場に駐車する際は、細心の注意を怠らないことが重要です。
この様にハイエースは、一般的な平面駐車場を除く多くの施設において車高や総重量の面から駐車を行う事が難しい状況ですが、シリーズの中でもボディサイズが小さく設計された標準ボディの場合は、一部の機械式駐車場でも入る事が可能な施設もありますので、購入や乗り換えを検討している際などの参考にしてみて下さい。
トヨタ【ハイエース】ワゴンとバンの違いとは?
トヨタ・ハイエースには基本となる標準ボディタイプをはじめとして、全高が高く設計されるタイプや横幅が広いタイプなど様々な形状のモデルがある事が分かったと思いますが、中にはまだ触れていないモデルもあるじゃないかと思った方もいらっしゃると思います。
実は、ここまで触れてきたモデルは全て商用を中心とした普通貨物登録の『ハイエース・バン』と言うモデルとなり、200系ハイエースにはこのほかに『ハイエース・ワゴン』と言うモデルも、現在販売が行われています。
どちらのモデルも、現行型となる200系ハイエースシリーズですが実際の使い勝手や利用できるシーンは大きく異なるモデルとなりますので、ここではハイエースに設定されるバンタイプとワゴンタイプの違いについて説明をしていきます。
ハイエース・バンの特徴
2つ目の項目でも触れたた通り、200系ハイエースの中でも最もポピュラーなモデルとして挙げられるのが、バンの標準ボディタイプとなり車両の外寸は、全長と全幅で5ナンバー車と同じサイズになりますが、荷室部分の床面積が規定の範囲以上である事から、区分としては貨物(小型)自動車として扱われ4ナンバー車登録となる点が特徴です。
これに加え、ハイエース・バンには全高の高いタイプや車幅が広く設計されるタイプなどボディ形状の異なるモデルがあり、エンジンはディーゼルとガソリンの2種が設定され、駆動方式も2WDと4WDをそれぞれ選ぶ事が可能となっています。
関連して、ワイドボディやハイルーフモデルは貨物登録の中でも特定の外寸部分で規定を超えている点や、2,000ccを超えるガソリンエンジンを搭載するなどの点から、普通貨物自動車の区分となるため1ナンバーでの登録となります。
また、上位モデルであるスーパーGLグレード以外のモデルでは、フロントシート以降の座席が簡略化されており、折りたたむ事で荷室の拡張が行いやすく貨物車として、荷物の積載に重点が置かれた設計となる点も、バンタイプの特徴です。
ワゴンタイプの特徴
これに対し、ハイエース・ワゴンはバンタイプと対照的な設計となり、乗車人数の多さに重点が置かれたモデルとなる事に加え、基本的に荷室部分は設けられていない点が大きな特徴として挙げられます。
ボディタイプは、ハイエース・バンと同じく標準のロングとスーパーロングが設定されますが、全幅部分は全てワイドタイプのみの設定となり、ルーフ部分も全て標準モデルより高く設計されたミドルとハイルーフ仕様が採用されています。
気になるボディサイズの違いとしては、標準の全長となるロングを採用する『GL』と『DX』の各グレードの場合
ハイエース(ワゴン):GL、DXグレードのサイズ | |||
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
4,840mm | 1,880mm | 2,105mm | 2,570mm |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 乗車定員 |
3,525~3,715mm | 1,695~1,735mm | 1,390mm | 10人 |
に設計され、外寸の大きさはバンタイプのワイドボディ+ミドルルーフと同じですが、ハイエース・ワゴンは荷室が無いため、室内長が大幅に広くなっている点が特徴です。
また、ハイエース・ワゴンの中でも最もボディサイズが大きくスーパーロングボディを採用し、最上位モデルに位置づけられる『グランドキャビン』グレードの外寸は
ハイエース(ワゴン):グランドキャビングレードのサイズ | |||
全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース |
5,380mm | 1,880mm | 2,285mm | 3,110mm |
室内長 | 室内幅 | 室内高 | 乗車定員 |
3,525mm | 1,695mm | 1,565mm | 10人 |
となっており、バンタイプのスーパーロング+ワイドボディ+ハイルーフと外寸は同じサイズに設計されますが、GLやDXグレードとは異なり小規模の荷室が設けられ、普通自動車免許で運転が可能な、乗車定員10名の仕様となる点がバンタイプとの大きな違いに挙げられます。
これに関連して、ハイエース・ワゴンはバンタイプの標準ボディよりも車両の外寸が大きく設計されていますが、本来荷室となる部分には座席が設置され、GLとDXグレードには荷室空間が設けられていません。
一方、グランドキャビングレードの最後部座席の後ろには荷物を乗せるスペースがありますが、荷室の床面積が1㎡以下に設計され自動車の区分としては普通乗用車に振り分けられる事から、ハイエース・ワゴンは全てのモデルで3ナンバー車での登録となる点もバンタイプとの違いとして挙げられます。
さらに、ハイエース・ワゴンにはバンの主流であるディーゼルモデルが設定されず、全てのモデルで2.7Lのガソリンエンジンが搭載されている事から、大まかなイメージとしてはバンタイプのワイドボディ+ミドルルーフやハイルーフモデルに、座席が追加されたモデルと覚えておくと良いでしょう。
ちなみに200系ハイエースには、ワゴンタイプのグランドキャビンをベースとして更に乗車定員の人数を増やしたハイエース・コミューターと言うモデルも、販売されています。
こちらは、ワゴンタイプのグランドキャビンで荷室スペースとなる部分に座席を4席追加した14人乗りとなる点が特徴ですが、ボディの外寸サイズはグランドキャビンと同じため、大きさ自体は3ナンバー車サイズの規格となります。
ただし、ボディサイズ自体は3ナンバー規格ではあるものの、乗車定員が10名を超える自動車に関しては規定の範囲外となり、分類上は中型車となる普通乗合自動車に分けられるため、ハイエース・コミューターの場合は2ナンバー車での登録になる点が特徴です。
このため、ボディサイズこそ3ナンバー車規格ですが、登録自体は2ナンバーとなるため中型車の運転資格が必要となり、普通自動車免許で運転を行う事はできませんので覚えておくと良いでしょう。
個人的に、ハイエースと言えば仕事や働くクルマというイメージが強いですが、バンタイプを中心としてこれだけ様々な用途に対応したボディタイプがあり、幅広い選択ができると言う点も、ハイエースの魅力と評価の高さなのかなと私は感じます。
この様に、200系ハイエースに設定されるバンは標準ボディを基本として荷物の積載を重視した設計となる一方で、ワゴンはワイドボディタイプを採用し座席の数を増やして乗車人数の多さに重点が置かれている点などが主な違いとして挙げられますので、比較やモデル選びを行う際の参考にしてみて下さい。
トヨタ【ハイエース】車両サイズや立体駐車場のまとめ
今回は、トヨタ・200系ハイエースの車両サイズや立体駐車場に入るこのできる目安の紹介などを中心に解説してきましたが、現行モデルとなるハイエースは、標準ボディを基本とするバンタイプを中心に、ワイドボディやハイルーフ仕様など様々なモデルがある事が分かったと思います。
中でも、基本のモデルとなるバンタイプの標準ボディは外寸こそ小さくまとめられた5ナンバー車サイズですが、荷室における床面積が広い事から小型貨物に分類される4ナンバー車登録となる点も、ハイエースの主な特徴です。
気になる、機械式や立体駐車場への入庫はボディサイズの中でも特に車高が高い点や車両総重量の問題から、入る事ができる施設は少ないと言うのが現状ですが、一部の施設ではハイエースのサイズや規格でも入庫が可能な場所もありますので、駐車の際は制限項目を確認する事が大切と言えます。
また、200系ハイエースには荷物の運搬を軸としたバンタイプに加え、荷室部分を省き座席数を増やして乗車人数の多さに重点が置かれたワゴンタイプも設定されており、幅広い用途に応じた車選びが行える点もハイエースの大きな魅力と言えますので、導入を検討している際などの参考にすると良いでしょう。
アイキャッチ画像 引用:https://tinyurl.com/268424wv
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こんな悩みはありませんか?
新車の購入にはまとまった資金が必要です。
車両本体価格の他に納車時には初期費用がかかったり、ローンを組む際には頭金があったほうが良い場合が多いです。
乗り出してからも、定期的に交換しなくてはいけない「エンジンオイル」や2年に一度の「車検」があります。
その他も車のメンテナンス費用は予想がつかないものです。
そういった費用の面での問題を解決する一つの方法として
【カーリース】という選択肢があります。
頭金0・初期費用なし毎月一定額のカーリース
エンジンオイルの交換や車検費用込みの金額で
「毎月一定額」で車を維持していくことができるのです。
いくらかかるかわかりにくい維持費を別で貯金しておくことはかなり難しいと言わざるを得ません。
いくら走行距離が少なくても必ず2年に1度は車検がやってきます。
軽自動車でも50000円前後が相場です。普通車は重量税の関係でもっと高額になります。
最初からそういったメンテナンス費用も込みで払っていれば慌てる必要もありません。
今の時代車は性能も良くなり、一台を昔より長く乗るユーザーが増えてきています。
長く乗っていれば、途中で手放すのはなんか寂しく、乗り慣れた車をもっと乗っていたいという気持ちになることもあるでしょう。
新車・中古車の購入とは違いカーリースはあくまでレンタルですから、最後には車を返却しないといけない。今まではそうでした。
しかし、こちらで紹介するカーリースは最後には必ず車はもらえるのです。
(返却を希望することも可能です)
しかも、カスタムも自由だし、走行距離の制限もありません。
自分の愛車を購入したのと同じように扱えるのです。
主要国産メーカーの車種は大概選べます。
まずはお試しで審査にお申し込み下さい。