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トヨタ・ハイエースは、どのような車中泊仕様車にカスタムする事ができるのでしょうか。
ハイエースと言えば、町中で走り回る仕事や働くクルマとしてのイメージが強い車種ですが、ボディサイズは5ナンバー車並である点に加えミニバン車よりも広い室内空間を備えることから、昨今ではアウトドアを中心とした遊びのクルマとしても人気の高い車種です。
特に、新型コロナウイルスの感染が広まった2020年以降は、宿泊施設を利用するのでは無くハイエースの様なワゴン車で就寝を行いアウトドアや旅行を楽しむ方も増えた事から、車中泊仕様にするにはどのようなカスタムがあるのか、また、キャンピングカー仕様はどのような構造なのか興味を持っている方は多いと思います。
そこで今回は、ハイエースの新車や中古車の価格、キャンピングカー仕様車や個人でカスタマイズを行う際の費用の紹介などを中心に、トヨタ・ハイエースとカスタムや車中泊について解説をしていきます。
トヨタ【ハイエース】新車価格と中古車価格
トヨタ・ハイエースは、1967年2月に初代モデルの販売が開始された1ボックスワゴン車となり、主に商用車やビジネスワゴン車として活躍するイメージの強い車種ですが、50系と呼ばれる3代目モデルからはミニバン車の前身となる乗用タイプも人気が高く、一時は高級ワンボックスという愛称でも親しまれていた車です。
2000年以降は、高級ワンボックス車と言う路線であったスーパーカスタム系グレードが、同じくトヨタから販売されたミニバン車となるアルファードの登場と共に統合され、以降は元の商用や貨物車として販売が継続されており、広大な室内を備える点と頑丈さから現在でも高い人気を誇ります。
現行モデルとなる200系ハイエースは、2004年8月に販売が開始されており歴代モデルの中でも最も継続販売年数が長いモデルとなりますが、装備や機能面は約2~3年毎に改良され、2024年1月に改良されたモデルは200系の中でも7型と言われる最新版に該当します。
この200系モデルは、ミニバン車の台頭により従来の商用や貨物を中心としたバンタイプがモデルの中心となりますが、最上級グレードに位置づけられるスーパーGLは、現在でも高級路線で販売されていたレベルと同等の質感が保たれている点が特徴です。
昨今では、5ナンバー車規格と同じサイズである事から運転のし易さや使い勝手の良さも重なり、ファミリー世帯を中心にミニバン車では無くハイエースの上位グレードを、自家用車として選択する方も多くなっています。
ただし、ハイエースは商用や貨物として使用する事を想定した車である事から、基本的な装備や内装の質感はシンプルですが、実際にはどれくらいの価格となるのかイマイチ分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、まずは200系ハイエース・バンの新車価格を紹介していきます。
200系ハイエース・バンの新車価格
先述の通り、現在販売が行われている200系ハイエースは、商用や貨物車としての使用を想定したバンタイプがラインナップの基本となっており、最新モデルは2024年1月に改良されています。
グレードは、スタンダードモデルの『DX』と上級モデルに位置づけられる『スーパーGL』2種がラインナップされ、エンジンはディーゼルモデルとガソリンモデルの2種となり、駆動方式はFF(前輪駆動)の2WDと4WDのグレード体制です。
これに加え、ハイエース・バンにはシリーズとしての基本モデルとなる、ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフのほかに
- ロングタイプ+標準ボディ+ハイルーフ
- ロングタイプ+ワイドボディ+ミドルルーフ
- スーパーロングタイプ+ワイドボディ+ハイルーフ
と、全部で4種類のボディタイプが設定されています。
では実際に、新車価格はどれくらいに設定されているのか気になるところですが、まずは200系ハイエースの中でも売れ筋の上位を占める、スーパーGLグレードを見てみると
スーパーGL:ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの価格 | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,765,500円 | 4,066,700円 |
ガソリン | 3,155,700円 | ― |
スーパーGL:ロングタイプ+ワイドボディ+ミドルルーフの価格 | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,899,600円 | ― |
ガソリン | 3,400,700円 | 3,700,700円 |
に設定されており、ディーゼルは概ね300万円台後半~400万円台前半、ガソリンは概ね300万円台前半~300万円台後半が大まかな価格帯です。
続いて、商用などで人気の高いバンタイプのDXグレードにおける価格ですが、まずはロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの中でも乗車人数が3人ないし6人乗りで、ドア数が4または5となるモデル場合は
DX:ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの価格(3/6人乗り・5ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,149,300円 | 3,452,600円 |
ガソリン | 2,550,000円 | ― |
DX:ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの価格(3/6人乗り・4ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,116,300円 | 3,421,600円 |
ガソリン | 2,496,000円 | ― |
に設定され、ディーゼルは約315~340万円台、ガソリンは約250~340万円程度の価格帯となります。
これに加え、内外装の装備や質感をより豪華な物に変更した『GLパッケージ』は、上記の車両価格に約19万円がプラスされた価格に設定されています。
更に、3人または6人乗りの5ドアタイプには、予め荷室部分に配置されるタイヤハウスを避ける形でフロア部分を嵩上げした『ジャストロー』と呼ばれるタイプも設定されており、全て2WDのみとなりますが価格としては
- ディーゼル:3,205,300円
- ガソリン:2,606,000円
に設定され、嵩上げが行われている事から価格もやや高くなりますので覚えておくと良いでしょう。
次に、DXグレードの中でも、座席はフロントシートのみ装備され乗車定員は3人となる、ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフモデルの価格としては
DX:ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの価格(3人乗り・5ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,108,800円 | 3,412,100円 |
ガソリン | 2,508,500円 | ― |
DX:ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの価格(3人乗り・4ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,052,800円 | 3,356,100円 |
ガソリン | 2,439,500円 | ― |
となり、フロントシート以降の座席が省かれているなどの点から、3/6人乗りよりも概ね4万円価格を下げている点が特徴です。
また、後部座席が省かれる事によって、荷室部分は常に3,000mm弱の広さが確保されるため、荷物の運搬が中心という場合に、最適なグレードだと言えるでしょう。
続いては、DXグレードの中でも乗車人数が最大を誇る3/6/9人乗りで4ドアモデルの紹介です。
ボディタイプは、先に紹介した3人乗りと同じくロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの組み合わせとなりますが、こちらは3人掛けのフロントシートに加えセカンドシートとサードシートが標準装備され、最大で9名の乗車定員となる点が大きな特徴です。
ただし、フロントシートよりも後の座席は折りたたむ事が可能となっており、後部座席を全て格納した場合は、最大2,400mm前後の荷室空間を確保する事が可能となるため、大人数での乗車と荷物の積載性を両立させている点がポイントとなります。
気になる価格としては
DX:ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの価格(3/6/9人乗り・4ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,235,300円 | 3,538,600円 |
ガソリン | 2,636,000円 | ― |
となっており、座席数が多くなるためDXグレードの3/6人乗りよりも、約10万円程度高い価格設定となっています。
次は、200系ハイエース・バンにおけるDXグレードの中でも、ハイルーフ仕様となるモデルの紹介です。
こちらは、他のDXグレードと同じくボディの長さや幅については標準タイプとなるため同じですが、全高部分は2,200mmを超えるサイズとなっており、背の高い荷物でも倒す事なく積載できる点が特徴として挙げられます。
具体的な価格としては
DX:ロングタイプ+標準ボディ+ハイルーフの価格(3/6人乗り・5ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,213,000円 | 3,529,400円 |
ガソリン | 2,627,000円 | ― |
DX:ロングタイプ+標準ボディ+標準ルーフの価格(3/6人乗り・4ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | ― | 3,496,400円 |
ガソリン | 2,594,000円 | ― |
となっており、DXの標準ボディタイプと比べると約7万円程高い価格設定となり、特に4ドアモデルはエンジンの形式によって選択が可能な駆動方式が限られるため、注意が必要です。
最後は、DXグレードの中でも最もボディの外寸サイズが大きく設計された、スーパーロングタイプ+ワイドボディ+ハイルーフを採用したモデルの価格です。
こちらは、各DXグレードの中でも特にボディと室内サイズが大きく設計されたモデルとなり、それぞれのサイズとしては
- 全長:5,380mm
- 全幅:1,880mm
- 全高:2,285mm
に設計され、ハイエース・バンとしては唯一全長が5,000mmを超えるサイズとなります。
具体的な新車価格としては
DX:スーパーロングタイプ+ワイドボディ+ハイルーフの価格(2/5人乗り・4ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | 3,274,600円 | 3,589,900円 |
ガソリン | ― | ― |
DX:スーパーロングタイプ+ワイドボディ+ハイルーフの価格(3/6人乗り・4ドア) | ||
エンジン/駆動方式 | 2WD | 4WD |
ディーゼル | ― | ― |
ガソリン | 2,790,000円 | 3,101,000円 |
に設定されており、乗車定員の違いによって選択が可能なエンジンも異なる点が特徴です。
ボディサイズはとしては、他のDXグレードと比べ大きく設計されているものの、価格自体は標準ボディタイプと比べて約13万円差に抑えられている点も、大きな魅力だと言えるでしょう。
ボディタイプが豊富であるため、設定価格が分かりづらいと言う方もらっしゃると思いますが、大まかに200系ハイエースにおける価格をまとめると、各モデルでボディの大きさや搭載されるエンジン、内装の質感などが異なるもの価格としては
- スーパーGL:ディーゼル=約375~400万円前後、ガソリン=315~370万円前後
- 各DX:ディーゼル=約305~355万円前後、ガソリン=240~280万円前後
と覚えておくと、イメージしやすいかも知れません。
200系ハイエース・バンの中古車価格
先述した通り、200系ハイエースの新車価格はグレードやボディタイプなどで異なり、大まかな目安としてはディーゼルが300~400万円程度、ガソリンは240~370万円程度である事が分かりました。
ただ、自家用として選択されるケースも多いスーパーGLグレードだけに的を絞ってみると、価格は最低でも約315万円からと言う設定になるため、元々が商用や貨物車である事を考えると、思いのほか強気な価格設定だと感じた方もいらっしゃると思います。
確かに、200系をはじめとしたハイエースは商用や貨物の使用が主な目的ですが、この類いの車両は一般的な乗用車よりも構造が単純である事に加え、高い耐久性を誇る設計となる点が大きな特徴です。
通常、平均的な自動車の寿命は走行距離で約100,000kmが1つの境目と言われており、この時期を目安としてボディの変形や各部分のパーツで、劣化を起因とする故障の発生が多くなると言われていますが、ハイエースの場合は多くの車両で一般車よりも寿命が2~3倍以上長いと言われています。
つまり、荷物の積載や運搬においては高い能力を発揮しますが、一方で耐久性に重点を置いていると言う部分もあり、車両の品質と完成度が高い事も重なって、車両価格自体も高く設定される言う訳なのです。
とは言っても、ガソリンモデルの315万円やディーゼルの375万円という価格は、同じくトヨタから販売されているヴォクシーの中でも、スタンダードグレード以上の価格設定となりますので、できる限り価格を抑えて購入したいという方は多いはずです。
この様な場合は、新車ではなく中古車での購入も選択肢の1つとして挙げられますが、実際にはどの程度の価格となるのかイメージが湧かないと言う方もいらっしゃると思いますので、ここでは200系ハイエース・バンの中でも最も売れ筋である、標準ボディのスーパーGLグレードに的を絞って中古車価格を紹介していきます。
冒頭でも触れた通り、現行モデルの200系ハイエースは2004年8月に販売が開始されており、現在まで数多くの改良やマイナーチェンジが行われていますが、まずは走行距離が殆ど無い新古車から30,000kmまでの価格を一例として挙げていくと
200系ハイエース・バン:走行距離20km以下~30,000kmまでの中古車価格 | |||
搭載エンジン | 年式 | 走行距離 | 車両価格 |
ディーゼル2.8L | 2024年 | 13km | 549万円 |
ディーゼル2.8L | 2023年 | 3,000km | 524万円 |
ディーゼル2.8L | 2022年 | 9,000km | ※398万円 |
ガソリン2.0L | 2023年 | 15,000km | ※349万円 |
ガソリン2.0L | 2020年 | 28,000km | ※318万円 |
※:メーカー認定中古車販売店
が一例となり、オプション品の有無があるため新車時の価格より高く設定されているケースも見受けられますが、走行距離が30,000kmまでの中古車は、新車とほぼ同じ程度の価格が目立っています。
次に、走行距離が50,000km~100,000kmの一般的な乗用車では、そろそろ乗り換えを検討し始める程度の車両を見てみると
200系ハイエース・バン:走行距離50,000km~100,000kmまでの中古車価格 | |||
搭載エンジン | 年式 | 走行距離 | 車両価格 |
ディーゼル2.8L | 2020年 | 50,000km | ※358万円 |
ガソリン2.0L | 2017年 | 65,000km | 329万円 |
ガソリン2.0L | 2020年 | 70,000km | ※288万円 |
ディーゼル2.8L | 2018年 | 75,000km | 399万円 |
ディーゼル2.8L | 2022年 | 98,000km | 355万円 |
※:メーカー認定中古車販売店
となっており、年式が古くなる点に加え走行距離が増えたことも重なり、30,000km以下の車両と比べるとメーカー認定中古車を中心に価格が下がっている事が分かりますが、その他の一般的な中古車店価格は、依然として新車価格と同程度または高い水準を維持している点が特徴です。
最後は、一般的な乗用車における劣化等で部品の交換や故障が増え始めるとされる、100,000km以上の車両を対象とした中古車価格ですが、こちらは
200系ハイエース・バン:走行距離100,000km以上の中古車価格 | |||
搭載エンジン | 年式 | 走行距離 | 車両価格 |
ディーゼル3.0L | 2017年 | 101,000km | 249万円 |
ディーゼル2.8L | 2019年 | 102,000km | 348万円 |
ディーゼル2.8L | 2018年 | 111,000km | 230万円 |
ガソリン2.0L | 2009年 | 133,000km | 127万円 |
ディーゼル2.8L | 2018年 | 147,000km | 199万円 |
が一例として挙げられ、走行距離が100,000kmを超えたありから新車価格を下回る車両が多くなる傾向が見られますが、一部の車両においてはこの時点でも新車価格と同等の設定となる車両も見受けられます。
余談となりますが、その後の価格として150,000km以降の中古車価格を参考までに調べていくと
200系ハイエース・バン:走行距離150,000km以降の中古車価格 | |||
搭載エンジン | 年式 | 走行距離 | 車両価格 |
ガソリン2.0L | 2011年 | 175,000km | 118万円 |
ディーゼル2.8L | 2019年 | 186,000km | 309万円 |
ディーゼル3.0L | 2015年 | 257,000km | 208万円 |
ディーゼル3.0L | 2014年 | 324,000km | 122万円 |
ディーゼル3.0L | 2014年 | 380,000km | 139万円 |
となっており、製造から10年が経過している点に加え走行距離が200,000kmを超えたあたりから、200万円を下回る車両も目立つようになる印象です。
ここまでを振り返っていくと、200系ハイエース・バンの中古価格は新車の値段に近い水準を保ち続けている傾向にある事が分かりますが、これは先に説明した通り耐久面で優れた性能を誇り、車種としても人気が高い事が1つの要因です。
また、これらとは異なる要因として現在ハイエースは、ディーゼルエンジンに対する不正認証を行っていた影響を受け、2024年の初頭から新規の受注及び出荷を停止しており、市場に出回る車両の台数が極端に少なくなっている状況にあります。
このため、中古車市場での200系ハイエースは元々人気が高かった点に加え、需要と供給のバランスが崩れている点も重なり、中古車の中でも比較的に年式の新しい車両や走行距離の少ないものは価格が高い水準を維持していると言う訳です。
以上の観点から、ハイエースの中古車価格はオプション品の有無や車両の状態にも左右されますが、現在は高年式や走行距離が100,000kmオーバーの車両を境として、新車価格を下回る状況となっていますので参考にすると良いかも知れません。
もし、購入するのであれば新車と中古車のどちらが良いか迷うところですが、先に触れた通り200系ハイエースは受注を停止していた影響から新車・中古車共に市場へ出回る車両の台数が少なく、納期も先行きが不安であると言う点を考慮すると、予算内でできるだけ走行距離の少ない中古車を選ぶと言う方法も1つの選択肢になると私は思います。
ちなみに、昨今ではハイエースをベースとして内装部分にベッドやキッチンなどの家具類、トイレや家電製品などが完備されたキャンピングカー仕様車も、カスタムカーの1つとして販売されています。
気になる価格としては、カスタムを行う業者やベース車両に加え装備の内容によってもばらつきがあるため一概に言える訳ではありませんが、1つの目安としては安い車両で約400万円程度から、装備内容が充実している場合は約700万円前後が一般的な相場です。
このため、キャンピングカー仕様の場合はカスタマイズの内容によるものの、ベース車両の価格に概ね100~400万円前後の費用がプラスされた価格帯と覚えておくと良いでしょう。
このように、ハイエースの新車価格はボディタイプや搭載されるエンジンによって大きく異なりますが、ディーゼルモデルは約300~400万円程度、ガソリンモデルは240~370万円程度が価格帯となっており、中古車は走行距離が100,000kmを超えるあたりから新車価格を下回る傾向にありますので、乗り換えなどを検討している際の参考にして下さい。
トヨタ【ハイエース】車中泊に必要な装備が揃っている内装
前述してきた通り、トヨタ・200系ハイエースはボディの形状や搭載されるエンジンなどの組み合わせにより車両価格は様々な設定である事が分かりましたが、ハイエースと言えば、商用や貨物と言った働くクルマとしてだけではなく、キャンピングカーというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
昨今では、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大があった影響もあり、ミニバン車や軽ワゴン車で就寝を行いアウトドアを楽しむ車中泊が人気となりましたが、キャンピングカーは更に装備品を豪華にして快適に過ごせるよう改造を行った車両となります。
元来、国産キャンピングカーと言えばトヨタから販売されているダイナや、マツダから販売が行われていたボンゴなどをベースとして、車両の後方にプレハブ型の空間を取り付けホテルの一室のような空間を作り上げるタイプが主流でした。
しかし、最近では貨物車として設計される1ボックスワゴンをベースとしたキャンピングカーも増えており、200系ハイエースをベースとしてキャンピングカーへカスタマイズを行う専門の業者も増えているのが現状です。
なぜ、従来型の商用トラックベースでなくハイエースをベースとするのか疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、これには様々な考え方があるものの、一番の理由としては高い走行性能と広大な室内空間を備えている点に加え、価格が抑えられると言う点が挙げられます。
先に名前を挙げたダイナは、キャンピングカーのベースとなる専用車として、カムロードと言う名称でも販売が行われている車両ですがこちらの場合、ベース車の後部に新たな室内空間となるコンテナ型の箱を乗せ、運転席側のキャビンと融合させる点が特徴です。
装備内容としては、本格的なキャンピングカーとなりますので、電気や水道に加えソファーやベッドと言った家具類も備え付けられますが、本格的な使用と言う事もあり、価格は最低でも1,000万円弱からとなります。
一方、ハイエースをベースとしたキャンピングカーは、元からある車内の荷室部分を中心に電気や水道類、家具などを装着していくためカスタマイズの幅が広く、専門業者の数も多いため、種類が豊富である点が特徴です。
さらに、ベースとなる車両は全国の販売店で購入を行う事ができる通常のハイエースシリーズとなるため、生産台数が多く元々の車両価格を抑えてカスタムを行う事ができ、トータルのコストも本格的なキャンピングカーより下げることが可能な事から、ハイエースが選ばれるというわけです。
では実際に、ハイエースをベースとしたキャンピングカーはどのような装備内容となるのか気になるところですが、これはカスタムを行う車両や業者によっても内容が異なるため、全てのケースで同じと言うわけではありません。
ただし、キャンピングカーという名に相応しく基本的には、自宅やホテルの一室に居住しているのと同じ程度の物が装備されており、家庭用のエアコンや照明器具をはじめとして、冷蔵庫や液晶テレビなどの家電製品は多くの場合で標準装備されています。
もちろん、食事を作る際に必要となるキッチンや水道、簡易ガスコンロなども標準装備され、カスタムを行うメーカーによっては電子レンジやFF式ヒーター等の設備も、オプションとして選択が可能です。
さらにソファーやテーブル、ベッドなどの家具類も標準装備されオプションとして、2段ベッドやトイレも追加で装着する事が可能となっていますので、カムロードの様なトラックをベースとしたキャンピングカーと比べても遜色がない内容と言えます。
就寝を行う事ができる人数は、ベースとなる車両の大きさやオプションパーツの有無によっても異なりますが、ハイエースをベースとしたキャンピングカーの目安としては、概ね大人2~4名または5名程度となっており、家具類や家電製品が積載されている事を考えると、決して広い訳ではありませんが、十分に寛ぐことができる内容です。
これだけの設備が装備されているにも関わらず、ハイエースをベースとしたキャンピングカーの車両価格としては、一例を挙げると
- 標準ボディタイプをベース:概ね400万円後半~500万円前半をスタートとした価格
- スーパーロングタイプをベース:500万円中盤~700万円前半をスタートとした価格
が、カスタマイズも含めた平均的な車両価格の目安となるため、トラックをベースとしたキャンピングカーよりも大きくコストを抑えられる点は魅力的だと言えるでしょう。
このほかにも、単純なベッドキットとキッチン家具のみを完備したシンプルな構成の車両であれば、更に価格を抑えた車両も販売されているため、完備される設備の数やグレードで価格は大きく変わる点は覚えておく必要があります。
この様に、ハイエースをカスタマイズしたキャンピングカーは、本格的な装備を搭載したトラックベースの車両よりも価格を抑えられる傾向にあり、設備のグレードによっても車両価格が変わってきますので購入や導入を検討している際の参考にしてみて下さい。
トヨタ【ハイエース】DIYするならいくらくらいかかるのか?
トヨタ・ハイエースをベースとしてカスタマイズされたキャンピングカーは、快適に過ごす事のできる設備が完備されながらも、トラックをベースとした本格的な車両より価格を抑えて購入できる事が分かりました。
しかし、価格が抑えられてはいるものの実際には500~700万円前後の値段をスタートとするケースが殆どである事から、簡単に購入の決断を行う事は難しいとため、もう少し価格は抑えられないかと考えている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、ハイエースをベースとしたキャンピングカーは、内装の豪華さまでこだわった緻密な設計やデザインなどが含まれるため、どうしても価格自体は高くなってしまう傾向にありますが、ある程度の知識とスキルを持ち合わせている方であれば、DIYによるカスタマイズで費用を抑えることは可能です。
ただ、DIYによるキャンピングカーへのカスタマイズは、市販車と比べどれくらいの費用がかかるのか検討がつかないと言う方も多いと思いますので、ここではベースとなる標準のハイエースをキャンピングカー仕様に改造する際の、大まかな費用について説明していきます。
まず、ハイエースで車中泊やアウトドアなどを快適に行う場合は、キャンピングカー仕様と同じく、ベッドキットや調理を行うための各種家具に加え、家電を使用する際に必須となる電源が最低限の装備として必要です。
このほか、車内で安定的に電気を使用するための機器に加え、目隠しや室温調節に欠かす事のできないカーテンまたはシェード類などの装備も必要となりますが、これらをDIYで造作し取り付ける場合や市販品のキットを後付けした際の、大まかな導入費用の目安としては
資材名 | 価格の一例 |
バッテリー類(車載用を使用する場合) | 約30,000~50,000円程度 |
インバーター(1500W以上) | 約10,000~30,000円程度 |
アイソレーター | 約30,000円前後 |
その他、電気関係資材 | 約50,000円前後 |
内装材(床、断熱、静音、カーテン等) | 約30,000~50,000円前後 |
水栓・シンク | 約15,000~20,000円程度 |
となります。
さらに、就寝を行うためのベッドや調理用のテーブルなど各種家具類は、DIYで造作する規模によっても異なりますが、木材や金具の費用として概ね10~15万円前後、市販品のベッドキットや家具類はそれぞれ約25~30万円前後で販売されています。
今回は、内装設備の中でも最低限必要となるベッドや各種家具類をDIYで造作する際や後付けする際の目安であるため、サイドやルーフ部分の装飾は費用として省いてあるものの、内装を本格的に仕上げる場合は、照明器具や内装材も更に追加されます。
このため、ベースとなるハイエースをDIYや後付け設備でキャンピングカーに改造する場合は、最低限の設備に絞ったケースで車両価格にプラスして、約40~70万円前後の費用が目安となる金額の一例です。
このほか、オプション品として設定される事の多い冷蔵・冷凍庫は目安として10~15万円程度、液晶テレビは5万円程度がプラスされます。
もちろん、家具類などは安価な建築資材を利用する事でコストを大きく抑える事も可能ですが、市販されるキャンピングカーと同様に内装の豪華さにもこだわる場合は、資材費が少々高くなってしまいますので覚えておく必要があります。
加えて、キャンピングカーとして本格的な設備を導入するのではなく、車中泊のみの使用に用途を限定した場合には、各種家具類やサブバッテリーを含む電装品も必要ありませんので、更に費用を抑えたカスタムを行う可能です。
一例としてキャンピングカー仕様にカスタムした標準ボディタイプのハイエースを挙げると、車両本体+概ね200万円前後~が内装部分全てのカスタムを含めた価格となりますので、完成度の高さやDIYに掛かる時間を考慮すると、満足度は高い価格設定だと言えるかも知れません。
反対に、最低限必要なものをDIYで造作するまたは後付けとして装着すると、大きく費用を抑えることができる点は嬉しいポイントです。
ただし、DIYでの施工はレイアウトや好みの内装材などを自由に選べると言ったメリットがある反面、完成までに掛かる時間や労力は大幅に増える事に加え、改造を行うためには専門的な技術や知識も必要となるため、個人でどの程度までの事を行う事ができるのか把握しておくことも重要ですので、覚えておくと良いでしょう。
この様に、ハイエースをDIYでキャンピングカー仕様に改造を行う場合は、最低限の設備を揃える場合で概ね約40~70万円前後、市販車に近く本格的なカスタムを行う場合は車両本体+約200万円前後からと言う費用が1つの目安になりますので、改造を行う際の参考にしてみて下さい。
トヨタ【ハイエース】カスタムや車中泊についてのまとめ
今回は、トヨタ・200系ハイエースのカスタムや車中泊などについて解説をしてきましたが、現在販売が行われているハイエースにはボディ形状や搭載されるエンジンが異なる組み合わせのモデルが多数ラインナップされていることが分かったと思います。
関連して新車価格の大まかな目安としては、売れ筋の中心であるディーゼルモデルが約300~400万円程度、ガソリンモデルは240~370万円程度に設定されており、中古車の相場としては車両の状態によるものの、走行距離が5~10万kmまでは新車価格と同じ程度となる点が特徴です。
また、昨今ではキャンピングカーのベース車としてもハイエースは人気となりますが、装備内容はトラックをベースとした本格的な車両と比べ遜色が無い造りになっており、価格も比較的に抑えられている点は、嬉しいポイントと言えます。
気になるキャンピングカー仕様の価格はベース車や装備内容によっても異なりますが、販売価格は概ね400~500万円前後からのスタートが目安となり、DIYで最低限の装備を後付けした場合は、約40~70万円程度の費用でもカスタマイズを行う事が可能ですので、目的や予算に合わせた改造を行う際の参考にして下さい。
アイキャッチ画像 引用:https://tinyurl.com/4m4ab5cf
●新車を購入したいけど、毎月の維持費が高いし、オイル交換や車検でいくらかかるか不安だ。
●カーリースはいいけど、結局最後に返却するならイマイチ愛着わかないし、カスタムもできないな。
●いちいち走行距離を気にしながら使用するのは面倒だ。
●頭金や初期費用を用意するのに時間がかかってしまう。
こんな悩みはありませんか?
新車の購入にはまとまった資金が必要です。
車両本体価格の他に納車時には初期費用がかかったり、ローンを組む際には頭金があったほうが良い場合が多いです。
乗り出してからも、定期的に交換しなくてはいけない「エンジンオイル」や2年に一度の「車検」があります。
その他も車のメンテナンス費用は予想がつかないものです。
そういった費用の面での問題を解決する一つの方法として
【カーリース】という選択肢があります。
頭金0・初期費用なし毎月一定額のカーリース
エンジンオイルの交換や車検費用込みの金額で
「毎月一定額」で車を維持していくことができるのです。
いくらかかるかわかりにくい維持費を別で貯金しておくことはかなり難しいと言わざるを得ません。
いくら走行距離が少なくても必ず2年に1度は車検がやってきます。
軽自動車でも50000円前後が相場です。普通車は重量税の関係でもっと高額になります。
最初からそういったメンテナンス費用も込みで払っていれば慌てる必要もありません。
今の時代車は性能も良くなり、一台を昔より長く乗るユーザーが増えてきています。
長く乗っていれば、途中で手放すのはなんか寂しく、乗り慣れた車をもっと乗っていたいという気持ちになることもあるでしょう。
新車・中古車の購入とは違いカーリースはあくまでレンタルですから、最後には車を返却しないといけない。今まではそうでした。
しかし、こちらで紹介するカーリースは最後には必ず車はもらえるのです。
(返却を希望することも可能です)
しかも、カスタムも自由だし、走行距離の制限もありません。
自分の愛車を購入したのと同じように扱えるのです。
主要国産メーカーの車種は大概選べます。
まずはお試しで審査にお申し込み下さい。