【エンジンオイル交換】っていつやったらいいの?推奨時期や価格の目安とは

コラム(お役立ち情報)

自動車のオイル交換は、どの様な時に行えば良いのでしょうか。

車のオイル交換と言えば、購入後に行うメンテナンスの中でも割とポピュラーな部類に入りますが、そもそも何故交換をしなければならないのか、またはどの様な頻度で行えば良いのかよく分からないと言う方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

エンジンオイルの交換は、自動車が安全且つ快適に走行を行うだけでは無く、燃費やエンジンの寿命にも大きく関係してくるため、車にあまり詳しくない方でもメンテナンスの必要性はぜひ把握をしておきたいところです。

そこで今回はエンジンオイルの交換を行う必要性や交換の頻度、選択するオイルの種類などの紹介を中心に、オイル交換について解説をしていきます。

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【オイル交換】が重要な理由

引用:https://bit.ly/35PBQAs

車を購入後に行うメンテナンスと言えば、洗車やタイヤの取り替えなど様々な項目がありますが、その中でも最もポピュラーな整備の1つとして挙げられるのがエンジンのオイル交換です。

ただ、中にはなぜ取り替えなければならないのかイマイチ良く分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、まずは交換が必要な理由を説明していきます。

引用:https://bit.ly/35M4bI8

自動車のエンジンに充填されるオイルは主に

  • 部品同士が擦れ合うのを防ぎ、スムーズ動かす潤滑効果
  • 温度をコントロールする冷却効果
  • 汚れを抑制する、洗浄効果
  • 部品に油膜を作り、錆を抑える防錆効果
  • 組み合わせた部品同士で発生する隙間を埋め、作り出した力を弱めない為の密封効果

など主に5つの役目を担っており、基本的には新品のきれいなオイルほどこれらの効果が高くなる点が特徴です。

引用:https://bit.ly/3gZ5Mzh

しかし、充填されているオイルはエンジンの稼働時間が多くなるほど細かな金属粉などによる汚れが多くなる事に加え、高温状態のオイルは劣化が進み易く徐々に先述した役目の作用が低下をしてしまいます。

また、オイルはエンジンを稼働する時間が少ない場合でも触れる空気によって酸化が進んでしまう点も1つの特徴となっており、これらの傷みが進んだオイルではエンジンの性能を100%発揮させる事はできず、先述の効果も発揮することができません。

これに加え、汚れたままのオイルを使い続けた場合には、オイル中に含まれた細かい汚れが内部の部品に焼き付いてしまい、最終的にはエンジンが破損または寿命を短くしてしまう恐れもある事から、オイル交換はエンジンが快調に動く為に重要だと言う訳です。

引用:https://bit.ly/3j9ypN1

ちなみに、傷みが進んだオイルはエンジンの動きを鈍くしてしまう事から、通常時よりもアクセルを強めに踏まなければスピードが出ないなどの影響があり、エンジンに負荷が掛かる事によって燃費性能の低下も招いてしまうため、燃料費を抑える意味でもオイル交換は重要なメンテンスだと言えます。

このように自動車のエンジンオイルは、潤滑や冷却など様々な役目を担っており汚れの発生や劣化が進むことによってこれらの効果が低下し、エンジンの性能を発揮することができない等の理由から取り替えが必要となりますので覚えておくと良いでしょう。

では、実際にオイル交換はどの様なタイミングで行えば良いのでしょうか。

次の項目では、取り替えを行う頻度について説明をしていきます。

【オイル交換】っていつやったらいいの?

引用:https://bit.ly/2UwuNdN

前述した通り自動車のオイルは、エンジン内で発生する様々な問題を解決する役目を担っており、エンジンの性能を発揮させる点や故障などのトラブルを防ぐと言う意味から交換が必要である事が分かったと思います。

しかし、具体的にはどの様なタイミングで行えば良いのかよく分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、ここではオイル交換を行う頻度などについて説明をしていきます。

引用:https://bit.ly/3qqLSBJ

自動車のエンジンオイルは、車を製造するメーカーや搭載されるエンジンによって取り替えのサイクルが異なりますが、一般的には

搭載エンジン 走行距離 時期
ガソリン車 10,000km~15,000km前後 6ヶ月~1年程度
ターボ車 7,500km前後 3ヶ月~6ヶ月程度
ディーゼル車 10,000km~15,000km前後 3ヶ月~6ヶ月程度
ハイブリッド車 10,000km~15,000km前後 6ヶ月~1年程度

での取り替えがメーカーから薦められている1つの目安となり、ターボ車やディーゼル車はエンジンの内部が高温になりやすい特徴があることから、オイルの傷む速度がガソリン車よりも早くなる点が特徴です。

ただし、これらのメーカーから薦められるオイル交換時期はこの期間を目安として取り替えていれば故障を防いで走行できると言う1つの目安であり、車を使用する環境によっては上記のサイクルよりも早く取り替えを行わなければならない場合もあります。

これはシビアコンディションという言葉で表現され、主に街乗りなど短距離走行が中心の場合や高速道路などのエンジンが高温になりやすい長距離走行が多い場合等が該当しますが、これらの場合には

エンジン形式 走行距離 前回からの交換期間
ガソリン車 3,000km~7,500km前後 6ヶ月~1年程度
ターボ車 2,500km~5,000km前後 3ヶ月~6ヶ月程度
ディーゼル車 2,500km~5,000km前後 3ヶ月~6ヶ月程度
ハイブリッド車 3,000km~7,500km前後 6ヶ月~1年程度

が、それぞれのエンジン形式によるオイル交換サイクルの目安です。

なぜ、走行距離が短い街乗りの場合でも上記のサイクルで取り替えが必要なのかと疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、結論としては前の項目でも説明した通り走行距離が短い車の場合には

  • 汚れていない場合でも、酸化によって劣化が進んでしまう
  • オイルが温まる前にエンジンが停止する機会が多いため、オイルに含まれる極微量の水分が蒸発せず劣化が進んでしまう

などが主な理由となります。

もちろん、上記の期間より前でも汚れが発生する事もあるため状況に応じての交換は必要ですが、特に汚れが目立ちにくい短距離走行の場合は燃費の低下やトラブルを防ぐという意味でも、早いサイクルでの取り替えがおすすめであると言えるでしょう。

引用:https://bit.ly/2SZJB4f

ちなみに、オイルのチェックはエンジンルームに完備されたレベルゲージと呼ばれる棒で確認する事ができますが、汚れの度合いが分からない場合は販売店やカー用品店などに加え、ガソリンスタンド民間の整備工場でも確認してもらうことが可能です。

また、これらの施設では設備が整っている場合、汚れの度合いによってオイルの交換を頼む事もできますので、オイルの汚れ具合や劣化が気になる場合は相談してみることをおすすめします。

このように自動車のエンジンオイルは、車の使用状況や動力方式などの違いよって取り替えを行う走行距離やサイクルが異なりますので覚えておくと良いでしょう。

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【オイル交換】オイルの種類はどれを選んだら良いの?

代替:オイル交換 いつ 時期 価格 社外品一例

自動車のエンジンオイルは、各メーカーから概ね10,000km~15,000km程度での交換が薦められており、車を使用する状況によっては上記の目安よりも早く取り替える事が望ましいと言えますが、交換を行うオイルの種類はどの様な物を選択すれば良いのでしょうか。

自動車で使用されるオイルは、搭載されるエンジンなどによって車種ごとに異なる粘度(オイルの硬さ)の物が指定または薦められている為、変える際は車種にあった種類の物を選択しなければならず、どんな物でも入れれば良いと言う訳ではありません。

現在、日本で販売が行われている多くの国産ガソリン車には比較的に粘度が低い(軟らかい)5W-20や5W-30と言ったオイルが使用される傾向にあり、燃費を重視するハイブリッド車や小型車にはさらに粘度の低い、0W-16や0W-20などの物が主流となっています。

引用:https://bit.ly/2TPYx4Z

さらに、先述の通りオイルの粘度は0W-20や5W-30と言った数字などで表記されていますが、この数字やアルファベットの意味としては

  • ハイフンより左側が低温時のオイル粘度
  • ハイフンより右側は高温時のオイル粘度

を示しており、共に数字が大きくなるほどオイル粘度が高く(硬く)なる点が特徴です。

オイルの粘度は、軟らかいものほどエンジンへの負荷が少ない事から省燃費性に優れ、硬いものは高温時でもエンジンの保護性能が高くなるなどの点が、1つの特徴となる事から燃費性能を重視する昨今の車種には、低粘度のオイルが使用されると言う訳です。

引用:https://bit.ly/3zTrBcy

ただし、国産車の場合には同じ車であっても自然吸気と呼ばれる通常エンジンと、過給機と呼ばれるターボエンジンを搭載したモデルで、薦められるオイルの種類が違うケースも存在します。

例えば、スズキから販売されているスペーシアの場合には自然吸気モデルで0W-20ターボモデルは5W-30と違う種類のオイルがそれぞれ薦められているため、どの様な物を選んだら良いのか分からない場合は、店舗等でおすすめを聞いてみると良いでしょう。

また、現在所有している車がどの様なオイルを使っているのか知りたい場合は、取り扱い説明書でも確かめる事ができますので、自分の車を知っておくと言う観点からも1つの知識として覚えておくと良いかも知れません。

代替:オイル交換 いつ 時期 価格 全合成油と部分合成油

このほかエンジンオイルには鉱物油化学合成油部分合成油と主に3種のベースとなるオイルにも種類があり、各々の特徴を挙げていくと

オイルの種類 価格 特徴
鉱物油 安い 劣化や酸化が起こりやすく寿命が短い
化学合成油 高い 劣化や酸化が起きにくく、3種の中で最も高性能
部分合成油 中間 鉱物油と化学合成油を併せたオイルで、性能と価格は中間

と言った違いがあり価格や性能は、鉱物油<部分合成油<化学合成油の順となっていますので、覚えておくと使用する環境や予算に合った物を選択しやすくなると言えるでしょう。

このようにエンジンオイルは、現在のところ低粘度の物が主流となり車種によって使用される種類が異なっている点に加え、同じ車種でも搭載される動力方式の違いによって充填されるオイルの種類が違うケースもありますので、どれが良いか不明な場合は販売員さんなどに相談する事をおすすめします。

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【オイル交換】車種別の大まかな交換費用

引用:https://bit.ly/3d6ZgW9

前述の通り自動車のエンジンオイルは、車種や搭載されるエンジンによって交換を行うオイルの種類が異なる事が分かったと思います。

ただ、オイル交換を行う場合にはどれくらいの費用がかかるのかイマイチ良く分からないと言う方もいらっしゃると思いますので、ここではオイル交換にかかる車種別の大まかな費用を紹介していきます。

自動車のオイルは、前述したオイルの粘度やベースオイルの種類に加え、取り替えを行う施設によっても価格が異なりますが、昨今では最も高性能な化学合成油を自動車販売店などが自社ブランドとして販売している点が特徴です。

代替:オイル交換 いつ 時期 価格 純正オイル 1L缶

この純正オイルは、各社で価格に若干の違いがありますが前述した0W-20と言う粘度の場合には、1Lあたり概ね900円~1,200円程度が平均的な相場となります。

また、エンジンオイルを取り替える際はオイルを濾過するフィルターの役割を担うエレメントと呼ばれるパーツも、オイル交換の2回1回は交換する事が望ましいと言えますが、こちらは車種によって1つあたり1,000円~1,500円程度が平均的な価格です。

これらを考慮した上で、まずはエンジンの排気量が小さい軽自動車の交換費用を見ていきましょう。

軽自動車のオイル交換費用

引用:https://bit.ly/3vK1BNi

軽自動車は、現在全ての車種でエンジンの排気量が660cc以下でなければならず、一般的な普通車と比べエンジン自体が小さく設計されている点が特徴ですが、人気車種であるスズキ・スペーシアホンダ・N-BOXの交換に必要なオイルの量を見ていくと

車名 排気量 オイル交換量
スペーシア 660cc 2.4L /※2.6L
N-BOX 2.4L /※2.8L

※:エレメントも交換した場合の必要量

となり、先述した純正オイルの平均価格で費用を計算してみるとスペーシアやN-BOXと言った軽自動車の場合は、1Lのオイル缶が3本必要となりますので大まかなオイル交換費用としては

  • オイル交換のみ:約2,700~3,600円程度
  • オイル+エレメント交換:約3,700円~5,100円程度

となりますので、オイル交換のみの場合は概ね4,000円程度、エレメントも同時に交換した場合には5,000円弱程度で収まると言えるでしょう。

引用:https://bit.ly/35MnbX2

また、前述の通りスペーシアやN-BOXには自然吸気とターボエンジンの2種類が設定され、各エンジンで推奨されるオイルの粘度が異なりますのが、交換量に関しては両方のエンジン形式で同じとなり多少の差はあるものの、基本的なオイル交換費用は同程度となる点が特徴です。

ただし、交換を行う店舗によっては2,000円~3,000円程度の工賃が別途で発生する場合もありますので、覚えておく必要があります。

普通車のオイル交換費用

引用:https://bit.ly/35IIt7O

普通車は軽自動車と比べ、エンジンの排気量が大きく現在では1,000cc~3,500cc程度が主流なるため、エンジンオイルの必要量も必然的に多くなる点が特徴ですが、実際に交換に掛かる費用はどのくらいとなるのでしょうか。

普通車は小型車から大型となるSUVやセダン車など、排気量に加えボディの形状も異なる車種が多いため、ここでは比較が行いやすいようミニバン車の中でも

  • コンパクトクラス:ホンダ・フリード
  • ミドルクラス:日産・セレナ
  • ラージクラス:トヨタ・アルファード

と、大きさが異なり人気の高い3車種のガソリン車における、オイル交換費用を紹介していきます。

引用:https://bit.ly/3d0BH1l

この3車種のエンジン排気量はフリードが1,500cc、セレナが2,000cc、アルファードは一部のグレードで3,500ccのエンジンがそれぞれ搭載されていますが、具体的なオイル交換量を見ていくと

車種名 排気量 オイル交換量
フリード 1,500cc 3.1L /※3.3L
セレナ 2,000cc 3.6L /※3.8L
アルファード 3,500cc 5.3L /※5.4L

※:エレメントも交換した場合の必要量

となっており、軽自動車の場合と同様に純正オイルの平均価格で費用を計算した場合には、フリードとセレナが1Lのオイル缶4本、アルファードの場合は6本必要となりますので、

フリードとセレナのオイル交換費用は

  • オイル交換のみ:約3,600~4,800円程度
  • オイル+エレメント交換:約4,600円~5,800円程度

が目安となり、概ね5,000円~6,000円弱程度の価格に収まります

引用:https://bit.ly/3vZgwn7

また、アルファードの場合は

  • オイル交換のみ:約5,400円~7,200円程度
  • オイル+エレメント交換:約6,400円~8,200円程度

となりますので、概ね7,000円~8,000円弱程度が1回のオイル交換に掛かる大まかな費用であると言えるでしょう。

ただし、こちらも軽自動車の場合と同じく交換を行う店舗によっては2,000円~3,000円程度の作業工賃が発生するケースもありますので、覚えておく必要があります。

このように自動車の1回に掛かるオイル交換の費用は、軽自動車の場合で概ね4,000円~5,000円程度、普通車のコンパクトクラスやミドルクラスの車種で5,000円~6,000円程度、ラージクラスの場合には7,000円~8,000円弱程度が1つの目安となりますので、交換を検討している場合の参考にしてみて下さい。

【オイル交換】オイル交換のまとめ

今回は、オイル交換の必要性などについて解説をしてきましたが、自動車のエンジンオイルは冷却や潤滑に加え洗浄や防錆など様々な役割を担っており、エンジンの性能を発揮させるまたは故障を未然に防ぐなどの理由から定期的な交換が必要だという事が分かったと思います。

また、オイル交換を行う頻度は車を使用する環境や車種によって異なりますが、概ね走行距離が10,000km程度または半年~1年がメーカーから推奨されているものの、短距離走行が多い場合などシビアコンディションと呼ばれる環境の場合には、それよりも短くなる点が特徴です。

さらに、エンジンオイルは車種によって使用されるオイルの粘度が異なり、エコカー向けの低粘度オイルやスポーツカー向け等の高粘度オイルに加え、ベースとなるオイルなどに幾つかの種類がありますので適合するオイルが分からない場合は、自動車販売店やカー用品店などでおすすめを聞いてみると良いでしょう。

 

アイキャッチ画像 引用:https://bit.ly/2UwuNdN

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